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いざ鳥取の関金温泉「鳥飼旅館」へ

鳥取県倉吉市関金町に位置する、「鳥飼旅館」さんへ行ってきました。今回は1泊2食付きの9000円のプランです。
自宅から車で約3時間の場所なので、さほど遠くありませんでした。

鳥飼旅館さんは住宅街の奥にあるので、初めて行く方は「ここに温泉宿があるんだろうか?」と戸惑うかもしれませんが、アクセスは何も問題ありません。

「飲泉掛け流しの宿」の看板が目に入る 鳥飼旅館の入り口


住宅街を車で進むと、何とも渋い佇まいの宿が見えてきました。
そう、ここが今日宿泊する温泉宿、鳥飼旅館さんです。
駐車場もしっかりと完備されており、宿泊者、日帰り温泉利用者も安心して利用できそうでした。
まず、玄関前で目に飛び込んできたのは、「この温泉は飲めます」と書かれた掲示板です。
鳥飼旅館さんの温泉は、源泉かけ流しのラジウム温泉で、なんと飲泉が出来るのです!
玄関をガラガラっと開けると、なんとなく実家に帰ってきたかのような安心感があります。
あまりの安心感に体の力がスッと抜けていくかのような脱力感を感じつつ、女将さんの元気な出迎えにより正気を取り戻し、部屋まで案内して頂きました。


「もず」のお部屋で宿泊です(チラ見せ)

それぞれの部屋には鳥の名前が命名されており、「鳥飼旅館」さんの 宿名とリンクしました。残念ながら宿名の由来は聞きそびれたので、次回の訪問時にヒアリングしたいと思います。
部屋にはトイレ、洗面所、冷蔵庫が付いており、アメニティは十分でした。
早速、荷物をおろし、浴衣に着替えます。
夏到来という事もあり、この日も気温が高かったので、少し汗ばんだ肌の感触があり、「早く温泉に入りたい!」という衝動に駆られます。
ここの温泉は24時間入れるので、いつでも好きなタイミングで入れるのが良いですね。
そして、綺麗に畳まれたバスタオルを片手に、お待ちかねの温泉へ向かいます。
運よく誰も入浴していなかったので、貸し切りでした。

源泉かけ流しのラジウム温泉 
※写真は純温泉協会のホームページより
https://realonsen.com/torikai-ryokan/

温泉の温度は40℃弱なので、長く浸かってられるくらい心地が良いのですが、温泉効果で体がすぐにポカポカになるので、長風呂の場合は水分補給も必須です。しかし、飲料の持ち込みは不要です。
なぜなら、「飲める温泉」のため、喉が渇いたら温泉を飲めばいいんです。

そうして30分程、温泉を満喫し、部屋に戻ると汗が止まらない。
クーラーがとても心地よく、気付けば畳の上で大の字になり、寝てしまっていました。
目が覚めた時間は17時50分頃。
18時から夕食だったので、ちょうど良いタイミングでした。

豪華な夕食に舌鼓を打つ



とても豪華な夕食で、どれも主役級といわんばかりで、お腹が満たされました。
中でも揚げ物を自分で揚げて、好きなタイミングで熱々を頂くというのが、かなり贅沢な気分になれました。

熱々の揚げ物をいただく (無論、冷えたビールで流す)


あまりにも満腹だったので、食後は少し運動も兼ねて、宿周辺を散歩する事にしました。
ちょうど夕暮れ時で、空が茜色に染まり、幻想的でした。

夕暮れ時を散歩


散歩途中で見つけた、関金温泉の由来


散歩後は、ほどよく汗ばんだので、温泉を満喫しました。

そして、翌朝、6時に目が覚めたので、寝ぐせ直しも兼ねて温泉へ入る事に。浴場の電気が消えていたので入浴者は自分以外いない事が確定、貸し切りでゆっくりと朝風呂を堪能できました。
そして、お待ちかねの朝食です。
祖母が作ってくれた朝食を思い出させるメニュー。
お味噌汁の味もちょうどいい味付けで、どこか懐かしい気持ちになれました。

みそ汁を啜った途端、涙が出そうになった


一品一品を存分に堪能し、朝食を終え、少し部屋でのんびりとしてから、チェックアウトの時間となりました。
1泊2日の関金温泉 鳥飼旅館さんの宿泊はあっという間の時間でしたが、日頃のせわしなさから離れ、リラックスする事が出来、正直、こんなに熟睡できたのも久々でした。
今度は連泊できればと、企んでおります。
実際、連泊で来る方も、結構いらっしゃるそうで、素泊まりも大歓迎との事です。
是非、鳥取の穴場。関金温泉 鳥飼旅館さんへ行ってみてください。

※関金温泉 鳥飼旅館さんの詳細はYoutubeでもご覧いただけます。
「YAKISHIMA TRAVEL TV 秘境ハンター」さんの動画より。


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