立ち上げというミッション
いつか忘れないためにここにも残したいと思う。
一体、立ち上げという仕事は何と向き合うのか。
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立ち上げは本当に大変です。
何が大変か?
決まった内容の作業が少なく、
その仕事の進め方が合っているのか、合っていないのかも分からない不安な気持ちのまま日々は進み、
初めてやることだから、何から手をつけて、どういう段取りで進めていいのかのイメージも湧かずに、
常に何かが起こり、
常に何かに追われ、
常に何かに気を張っている、
とてつもなくエネルギーを消費する毎日。
日々の営業さえ始まってしまえば、
いわゆる決められた流れに乗っている状態なので、
実はそこまで難しいことではないのです。
渡された武器で戦いに出る戦場が日々の営業ならば、
武器も何も無い状態で出される戦場が立ち上げ。
いわば否が応でも丸裸の自分と向き合うことになるのが立ち上げだということです。
右も左もわからない自分、
何も出来ない自分、
どこか達成感のない自分、
周りの人ととの動きを比べてしまう自分、
そしてそんな周りを見て、あまり余裕のない状態を察する自分、
などなど。
つまり、今の自分を試されながら、
とてつもないエネルギーを消費する日々が立ち上げでは続きます。
だから立ち上げは過酷なのです。
でも、
普通に生きていて、普通に仕事をしていくなかで、このような状況下で仕事をする機会はそうありません。
この大変さ、過酷さというのは、
この先の自分の人生の中で、色々なことに繋がる大きな可能性を秘めているものだから、
大変であり、過酷だと僕は捉えている。
そしてこの経験は残念ながら、
全員が平等に頂ける機会でもないということ。
選ばれし者だけが、、、なんて言えばカッコよく聞こえるかもですが、
どんな縁で、どんなきっかけでなんて言葉では到底説明できない様々なタイミングが重なって、
こういう経験を得れるチャンスが降ってくるものだと思っています。
しかし、
だから頑張れって言いたい訳ではないです。
それすらをも自分次第で判断が変わるから。
無理して頑張って、
同じ船に乗り続けることが(同じ目標を持つ)、
偉い訳でもなければ、
凄いことでも強い訳でもありません。
大事なことは、
その船から落ちそうな時、
その船から落ちてしまった時、
そんな自分自身とどう向き合えるのか、
そんな仲間とどう自分たちが向き合うのか、
ここがすごく大事なんです。
落ちそうになることも、落ちてしまうことも悪いことではなくて、
そうなりそうなとき、そうなったときに一体どうするのか?
その時にお互いが向き合えるのか、受け入れ合えるのかが大事であって、
それがチームという同じ船なんです。
みんなそれぞれの強さがあり、
みんなそれぞれの弱さがあり、
同じ船に乗り続けていても各々の弱さがあり、強さがあり、
同じ船から降りてしまっても各々の強さがあり、弱さがあります。
誰1人として同じ人はいない、
各々の特性や個性を補いながら、
同じ船に乗り、
進んでいくのがチームだと思います。
各々がそれぞれの考えを持って、それぞれの捉え方、それぞれの向き合い方をしてくれれば、
それでいいし、それがいいと僕は思っています。
this is 立ち上げ。
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