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③HOT 3D PRINTING INFORMATION(2021/5/4)

皆さんこんにちは。ゆうたろすです。
私が愛読している3D Printing Media Network様より引用して、世界の3Dプリント業界の最新情報を皆さんにお届けします!前回の記事はこちら

本日はこちら!
Nikon makes major move in metal AM with majority ownership of Morf3D(2021年4月6日公開)
日本でも有名なニコンがアメリカの3DプリントサービスビューローのMorf3Dの株式を取得し、子会社化した記事についてです。
この動きは日本でも報道されているので、ご存じの方も多いかと思います。

ニコンは、中期経営計画において注力する成長領域の一つとして「材料加工事業」を掲げており、2019年7月に事業立ち上げを加速する目的で「次世代プロジェクト本部」を設立しました。
同本部では、特定の分野をリードする企業への戦略的投資や提携を通じた「材料加工事業」の拡大を目論んでおり、Morf3Dへの出資もその戦略に基づくものです。

一方、Morf3Dは、欧米の主要な宇宙航空機メーカーの多くを顧客として持ち、必要な宇宙航空機関連の認証も取得しています。AMを利用した受託生産を行う同社を子会社化することで、「材料加工事業」の拡大を進める意図があるようです。

さらに、ニコンは数年前から金属3Dプリンターの発売を始めており、このプリンターの技術をMorf3D内で活用・蓄積することにも狙いがあるとみられます。
日本とその他海外の3Dプリンター市場では約100倍の規模の開きがあるため、単純に考えてPDCAを100倍多く回せるということですね。

Morf3DのCEO IvanMadera氏曰く、「ニコンのMorf3Dへの投資と、ニコンの持つ最先端のテクノロジーは、高度な製造技術が求められる航空宇宙、宇宙、防衛市場におけるMorf3Dの地位を加速させます。」としており、この二社の動きから今後も目が離せません。

3D プリンターメーカー:Nikon
プリンター名:Lasermeister(DED/LMD方式)

Morf3DのYoutubeはこちら。

Lasermeister(造形中)のYoutubeはこちら。

いかがでしたでしょうか!
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「3Dプリンターが創る未来」については様々な議論が交わされています。
未来学者 Christpher Barnatt氏がまとめた書籍では主な3D造形技術の仕組みや、製造業での応用例に深く触れています。臓器の製造などのバイオプリンティングや地球環境問題の対策まで、業界トレンドを広く知るにはうってつけです。3Dプリンターの世界への足掛かりにどうぞ。

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