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青春バスケ漫画、『あひるの空』を速観

Amazon Prime速観シリーズ、『あひるの空』

ジャンル:高校バスケットボール

話数:全50話

概要:主人公は、車谷空。バスケが大好きな少年。身長は、149cm。バスケをやるにしてはかなり小さい。空は、どんなにたくさん練習しても小中とずっと背が小さいことでレギュラーになれなかった。そんな空が九頭龍高校に入学し、バスケ部に入部することに。しかし、部室にいたのは不良3人組。。。不良にボコボコにされる空。しかし、その不良リーダの花園百春は、実は中学まではバスケ部だったことを知った空は、もう一度九頭龍高校にバスケ部を復活させるべく必死にバスケ部員を集めることに。そうして、次々とバスケ部員を集め、九頭龍高校バスケ部を復活させ、キャラの濃いバスケ部員とともにインターハイ制覇を目指す。笑いあり、感動ありの青春バスケ漫画!

あひるの空の特徴は、キャラクターの濃さ。天然だけど真っ直ぐな空。不器用だけど根は良い奴の花園百春。いつもふざけているがバスケになると頼れるリーダー花園千秋。桃春の兄。絶対的エースで流川楓的存在の夏目健二などなど。(以下省略、、、)

スラムダンクが好きな人は、必ず好きだと思う作品。恐らく、あひるの空は、スラムダンクに影響されているなと思う部分が多い。不良がいたり、喧嘩沙汰で活動停止になりかけたり。選手層が薄かったり。ただ、違うところといえば、九頭龍高校は、なかなか勝てない。試合があるごとに負ける。天才桜木のようなキャラクターはおらず、敗北からチームとして強くなっていくといった描かれ方。よりリアルではある。

個人的、見所はインターハイ予選での新城東和学園との試合。この時、病気で入院していた空のお母さんが試合をこっそり見にくる。空の母親は、元日本代表のバスケ選手。そのバスケの才能は、母親譲りだと言われてきた。

実は、空はもともと長野県出身だが、母親が病気で神奈川の病院に入院したことで、自分も神奈川の高校を受け、バスケでインターハイに出場して母と再開することを目標にしていた。そんな予選で空の勇姿をこっそり見に行った母。この時既に容態はかなり悪かった。試合後、空は母親の元に。そこで、母親が涙ぐみながらかけた言葉が、

「大きく産んであげられなくてごめんね」

このシーンは、号泣。この後、母親は容態が悪化し、亡くなる。母親が見にきていた試合には負けてしまった。インターハイ出場は叶わず。

このシーンは、全エピソードの中で一番感動したシーン。

速観レビュー:7.8/10

続編作ってくれないかな。では。

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