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フリーエージェント社会の到来 組織に雇われない新しい働き方【読書の記録/10冊目】

フリーエージェント社会の到来 組織に雇われない新しい働き方/ダニエル・ピンク/ダイヤモンド社


著者のダニエル・ピンクは2013年の世界トップ思想家を選出する「thinkers50」の13位に選出されるほどの頭脳の持ち主。
ビル・クリントン政権下のロバート・ライシュの補佐官を経て、1995年から1997年までアル・ゴア副大統領の首席スピーチライターを務めた。その後、フリーエージェントを宣言して(最初の著書『フリーエージェント社会の到来』の基盤となる)、ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストなどの記事や論文を執筆している。

*wikipediaより参照。


内容紹介

スピーチライターととして過ごした日々。

体調を崩して離職した著者がフリーエージェントしての生き方を選択した話から

組織人間の時代は終わったという話

全米はすでに4人に一人がフリーエージェントという事実

実はリスキーではないフリーエージェント

孤独とどう付き合うか、人との新しいつながり。

自分サイズの人生

学校不要論

投資だって受けられる

などの切り口から

「フリーエージェントって素晴らしい。」

という話をしています。


印象に残ったところ

子供の学校不要論の話です。

というのも、僕自身が小学校から高校生までの間の学校教育を合計で3年しか受けていないのですが、全然なんとかなってます。

むしろ「学校行かなくてよかった。」

と言っているぐらいの人間なので、特に印象に残ったというところはあります。

ただ、それを抜きにしてもこちらの「学校不要論」の話は面白かったです。

簡単に説明しますと

「同世代の子供たちの中に入って言って優劣をつけられぐらいなら、多様性のある場で色々なことに触れた方が良いのではないか?」

という考えです。確かに。

そもそも学校教育自体が40年近く変化が起こっておらず、それは奇妙なことだと。

医療にしても、車産業にしても、色々なことがこの40年で変わった。

なぜ学校だけは変わらないのかと?

学校に行くことによって

「言われたことを正しくやる事が素晴らしいことだという、現代社会ではあまり役の立たない価値観を植え付けられるだけなのではないか」

という事をおっしゃっています。

はい、僕もそう思います。

僕自身「一生懸命普通になろうとして」

高校卒業認定試験の資格をとって、大学に入学しましたが大学生になって一番楽しかったことは「バイトとフットサル」です。

はい、全然大学という場所を上手く使えなかったタイプです。

話が逸れました。

つまり何が言いたかったかというと

「今までの価値観通りに、何にも考えないで生きているだけじゃ毎日楽しく老後の心配なく生きて行くことができないよ」

という事をこの本を通じて教えられたような気がしました。


どんな時に読みたいか

僕は何かしら独立をする予定なので、その後にまた読みたいです。

それまでは置いといても良いかな、と。

というのも、これを読むと脳は高ぶるのですが

独立への階段が進むかと言われれば、もっと勉強すべき事があるのではないか。

と思うからです。


拙い読書感想文でしたが、読んでいただきありがとうございました。

では^^

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