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作りながらも、減っていく...新ジャガイモのパイユ風の作り方

「食卓に上がるつまみは駄作」

ごめんなさい。言いすぎました。

ゆーたろー です。

と言うわけで今回は「つまみ食いに最高な」

じゃない

「ビールやワインのお供に最高なおつまみ」

新ジャガイモのパイユ風の作り方について紹介しようと、思います。


そもそも「パイユ」とは?

とは言いましたが、料理の行程を紹介する前にそもそもパイユってなんなの?と言う話を少ししようと思います。

ざっくりと言うと、フランス料理のお肉料理の付け合わせに添えたりする料理だそうです。

フランス料理情報サービス様のサイトにはこのように紹介されていました。

スクリーンショット 2020-05-14 午後7.17.38

ジャガイモの千切りを揚げたら「藁」のようだからこのような名前がついたのでしょう(多分)。

ワンピースでサンジが作ったとかそうじゃないとか。


ただ一つ言えるのは、僕自身あまりフレンチ詳しくない上に

「本物のパイユにはチーズなんて入れないよ!」

「和食の料理人がフレンチ語んなよ!」

「2度とnot○書くな!」

とか言われるのが怖かったのであくまでパイユ「風」と言う事で今回は紹介させていただきます。

ただ、あまりにも「パイユ」と言う言葉を放置しておくのも良くないなと思ったので、軽く解説を入れさせていただきました。

美味しいと思うので許してください。


調理編

【材料】
・新じゃがいも 100g
・シュレッドチーズ 20g
・粉チーズ、塩、胡椒 適量

と言うわけで、前置きが長くなりましたが調理の方に入っていきます。

まず始めに、今回はジャガイモではなく、新じゃがを使っていきます。

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決して皮剥くのが面倒だから新じゃがを使っているわけではありません。

こういった「油で揚げる系の芋料理」って、皮を焼いた香りがすごく良い仕事するのです。

焼き芋とかでも結局食べるのは中身の黄色い部分だけですが(皮を食べることもあるけど)、あの銀紙を広げた瞬間の香ばしい香りって「皮」からきているのです。

その上、今回の料理は使う食材「芋、チーズ、以上」と、使う食材がシンプルなのでジャガイモの香りも大切な要因の一つです。と言うわけで、皮まで美味しく食べることのできる新じゃがを使っています。

なので、間違っても新じゃがを皮剥いて使うなんてことをしないようお願います。それはもはや、帆立で言うなら貝柱を捨てて、ヒモだけ使っているようなレベルです。フレンチシェフが聞いたら発狂しそうですね。

と、言うわけでまずは半分に切っていきます。

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で、半分に切れたらスライスしていきます。

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あまりに厚すぎると上手いことパリパリに仕上がらない可能性があるので、できる限り頑張って薄切りに挑戦します。

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ごめんなさい。これ切っている時すでにだいぶ「できあがっていた」ので最後の方だいぶ雑になっています。(※酔っ払っている時に包丁を使うべきではないです。ダメ、絶対。)

ですが、これぐらいに雑でも美味しくできたので良しとしましょう。

で、スライスが終わったらそのまま端から切り、細めの千切りにします。

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言い忘れていましたが、スライサーを使ってから千切りにすると、簡単に細めの千切りができます。我が家にはスライサーがないので手切りでやりましたが、あったら絶対に使ってます(どうか、サポートをよろしくお願い致します)。


無事に千切りまで終わりましたら、水に晒さずに(じゃがいもがくっつく要素であるデンプンが水に流れ出てしまうため)上記の材料であるシュレッドチーズ、粉チーズ、塩、胡椒と共に混ぜ合わせます。

注意点としましてはチーズの2種類を入れ忘れないこと。チーズの焼けた味と香りは後で取り返しがつきません。もし、塩と胡椒入れ忘れてしまったら…まあ、後からかければ良いです。

で、良く混ざりましたらフライパンを温め、多めのオリーブオイルをしき(多分大さじ2−3ぐらい)、中火で焼いていきます。

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ここでの注意点はとにかく「触らないこと」。ジャガイモ同士がくっつく前に触ってしまうとバラバラになり、食べづらいです。ビールでも飲んで気を紛らわせてください。


で、5分ほど経ちましたらひっくり返します。

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美味そう…

ここら辺で上手くくっつけなかった芋がかたまりから離れている可能性がありますので食べましょう。これだけで十分につまみになります。

それを考えたらさっきの行程でわざと早めにひっくり返そうとして「あえてバラバラにする」と言うのもアリかもしれませんね…今度やってみよう。


ただ、ひっくり返してからは早いです。つまみ食いがしっかりとできる上に3−4分もあれば十分です。焦げたらさすがに美味しくないので、そこだけは注意してください。

そうしましたら、フライパンから取り出し、もし忘れていれば塩・胡椒をふり、お皿に盛ったら完成です。

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サクサクとした食感、揚げた新じゃがいもと焼いたチーズの香りのたまらない「パイユ風」のおつまみです。フランス人を家に招いて作ったら感動してくれます(多分)。


と、言うわけで今回のお話は以上です。

新じゃがとチーズがあればできちゃうので、もしよろしければお試しくださいませ(シュレッドチーズ意外で作っても美味しいかもしれません)。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

では^^

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