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ボンディ、売上を最大化している美味しいカレー屋の話

「本とカレーの町なんて最高じゃないか」

と、うなぎのぼりに上がるテンション共に神保町に行ってきました。

ゆーたろーです。

時間が無限にあっても足りなさそうな町だったので、たまに行く程度にしようと思います。

それくらいに素晴らしい町でした。

そんなわけで、今回は神保町のとあるカレー屋さんに行った時の話です。



散々本屋巡りをした後

「「神保町 カレー」で検索して1番上にきた店に行こう」

という、妙な縛りをつけてお店を検索。

一番上にきたのは「ボンディ」という名前のお店。

食べログも単価が1,000-1,999円のカレー屋にも関わらず、星が3.7以上…コレハタカイ( ̄∇ ̄)

食べログに関しては諸説ありますが、ランチで高評価を得ている店は信頼できるという確信が僕の中であるので、早速行ってみることに。


まず初めに、入り口にはこんな感じの看板がありました。

まあまあ、普通の看板です。

ただ、行列は普通じゃありませんでした。

昼の3時頃に行ったのですが

二階にあるお店なのですが

店から続き、階段にも人がいて、一階の廊下(?)じゃ収まりきらず、行列が一階まで…

普段だったら間違いなく並ばない長さでした。

ただ、今日は自分で作ったルールだし守ろう、という事で行列の最後尾へ。


早速買った本を見ながら並んでいると、メニューを渡されので注文を決めました。

「初めての方でしたら、ビーフカレーがオススメです」と、手渡されたメニュー。

当然のようにビーフカレーを注文。

今考えるても上手だなぁ、と思います。

メニューを絞って仕込みした方がやってる方も楽ですしね。

カレーとエスプレッソの店とうたっている分、コーヒーを頼まれる可能性も高いですし

「せっかく並んでるし…」

って事でプリンやアッフパイの追加注文をとりやすい。

カレーの値段も1,480円なので、コーヒーとデザートを頼んだら合計で2,500円です。

とても商売が上手そうな香りがしました。


そんなこんなで待ち続ける事30分。

2つ目の看板を発見。

良い感じですね。

まぁ「2つ目の看板って何だよ」って話ですが、それぐらい待ち遠しかったという事です。


約50分が経ち、ようやく店の直前に。

するとこんなものが。

「スゲー待ったし、どうせならボンディを隅から隅まで楽しみたい!」

と思う人にとって、何ともそそる一品。

僕も誰かと来ていたら間違いなく注文していました。

というか、本当に商売上手過ぎる…


その後、ご案内され最初に出てきたのはポテト

「カレーと合わせて食べたら美味しそう」

と思いつつも、お腹が空いてたという事もありさっさと完食。


で、肝心のカレー

柔らかなゴロゴロとしたビーフが三、四個入ったカレー。

様々なスパイスの香りもとても良く、食べ進めていくとご飯にかかったチーズがアクセントになり

漬物の類も豊富で、全く食べ飽きもさせません。

というより、普通にめっちゃ美味かったです。


意外とさっぱりしていたエスプレッソもまた美味でした。


ただ、まだお客さんもいるし、さっさとでよう。

さあ、お会計と思ったら伝票の裏にはこんなメッセージが。

盲点でした…

伝票の裏ってこう使うんですね。

お土産で家族のために買って帰ることもできるようです。

「この後用があるから…」

という人のためには、通信販売も行ってるよう。


これに加えて、写真は撮り忘れましたが、デザートのプリンも持ち帰りで帰る事もできるみたいです。


「本当凄いお店だったなぁ」

と思ってお店を出たら、こんな張り紙まで発見。

ここまでやりますか。


このお店で見た販売方法をまとめると

・初めてのお客さまにはビーフカレーを勧めてオペレーションの効率化

・カレーとコーヒーの店とうたうことで、デザートまでしっかり売る

・しかもそのデザートはお持ち帰り可能

・「せっかく来たのだし」をくすぐる、入口の直前にある少し高めのサラダ

・伝票の裏にはお持ち帰りのご案内

・通販まで可能

・下の階の別のお店でも販売

とまあ、同じ飲食店で働くものとしてかなり勉強させていただきました。


もちろんですが、これらは全て「絶品のカレー」があるからこそ成り立っている事。

もし気になりましたら、お試しくださいませ。





そんな感じで、今日の話は終わります。

では^ ^な

サポートしていただけたら嬉しいです^ ^