Vtuberに泣かされた話
在宅勤務の中、作業用BGMでライバーの昼配信が見れるのはちょっとした非日常であり密かな楽しみだ。いつまで続くかわからんけど。
前の投稿でもある通り、未だVtuber業界に入るべく転職活動は続けているもののそんな中とある動画を見つけた。
にじさんじライバーの迷言・名言名言集。①~⑧まであるのでぜひ見てほしい。この動画で自分はひどく涙腺を刺激され年甲斐もなくボロ泣きしてしまったのだ。
おそらくは自分よりも若く、社会での経験も歴だけで言えば自分よりも少ない彼ら彼女らからなんでこんな言葉が出てくるのだろうと不思議に思ってしまったのでちょっとだけ考察。
▼とにかく今が楽しい、この活動をしていてよかった
大体のライバーがファンと今の活動できている状況に感謝を伝える言葉が多かった。
今の気持ちをリアルタイムで配信出来るのはライバーがライバーたる所以であるし、今を生きているんだと感じた。
▼言葉のエクスカリバー
ところどころおもしろ迷言に混じってファンの悩み相談のシーンが切り抜かれる。そのライバーによる回答が胸に突き刺さった。
加賀美ハヤト
「無傷の人生って無いじゃないですか 怪我しましょ、楽しく」
本間ひまわり
「(にじさんじに応募して1度落ちたリスナーに対し)二回三回いけいけもっといけ 四、五回ダメだったら六回目送ればいい」
(おそらく)自分の実体験を元に放つ言葉の意味にこれほど重く響くものはない。
ライバーたちもそこに至るまでの努力だったり、挫折であったり、傷であったりを経験しているはずで、人生順風満帆な人からはこんな言葉は出てこないはず。
言葉としてこのように具現化できるのが正直羨ましいところ。
▼ライバー=理想の自分からのメッセージ
ではなぜそれらの言葉が刺さり、心揺さぶられてしまうのか。
自分の決めた事、信じたものに対してどれだけ向き合えるか、どれだけの熱量を持ってリスクを厭わない行動が取れているか、それができる人間はどれだけいるだろうか。
今のネット社会というものは良くも悪くも人の意見や考え方の情報が無限に湧いてくる。
その昔2ちゃん脳と呼ばれ、物事を斜に構えて批判的な意見や見方をしてしまう人間がいた。今もいる。
そこまでじゃないにせよ、身の回りの意見、ネットの意見、いろんな人間の脳みそが共有される事により自分というパーソナリティが失われて耳年増になり実体験が伴わない言葉だけを放つ人間になってしまう。
○○がしたい、○○になりたい、でもこの人はああ言ってる、世間はこう言ってる、総合するとやっぱり自分じゃ無理だ。
どうしても他人の意見に流されて選択肢が狭まってしまう世の中、自我を通すという事はできる人の方が少ないはず。
まずはやってみるですら物によってはリスクであり、未知の領域なのであればその一歩目がものすごく重いのである。
どちらかと言えば自分もその側の人間なので簡単にやってのける人、努力できる人がとても羨ましい。
アイドルなのか芸能人なのかVtuberなのかはさておき、自分の心理の中にあるなりたい自分が目の前にいる状況、そしてその相手が自分が抱えている迷いや悩みを実体験交え話しているのだから、理想の自分からの言葉に思えてきてしまうのだ。
この動画のライバー達の言葉とは、なりたい自分からのメッセージなのだと思う。
(Vtuberになりたいというのではなく、こう言える人、こう考えられる人、自分がやりたいことが出来ている自分からのメッセージという意)
▼で、お前は?
タイトルの話はここまで。
ここからは「続・Vtuber業界に転職活動してみた結果」
前回の投稿はこちら↓
そんな自分でも一歩を踏み出す為に転職活動は続けている。
が、そこはベンチャー業界。転職サイトやエージェントが全く当てにならない。有料求人を使っていないから。
そのため、今の所Wantedly中心で活動中(他にいいやり方があったら教えてほしいです)
手当り次第というわけでもないが、積極的に応募はしているものの返信が来るのなんて奇跡に近い。
そんな中、とある企業からメッセージを頂き、面談から面接まで進むことができた。
が、結果としては自分が入社希望の時期と先方様の希望時期とが合わずで見送りとなってしまったのだ。
もちろん来月からでも働きたい気持ちではあったが、今の仕事を全てほっぽりだしても大丈夫なほどのポジションでもなく、気持ち的にそれは許しがたかった。
ただ、マジで仏かと思ったのは、今の仕事の目処(退職時期)が見えたらもう一度声をかけてほしいと言われたのが不幸中の幸い。
今日の動画を見る前まではそれでダメならしょうがないなとは思っていたけど、それでダメでもしつこくアプローチはしてみたいと思った所存。
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