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② HSPで友達ゼロだった私の留学奮闘記~高校生活~

中学2年生の時に、自分を変えるためにイギリスへ英国派遣団員として
訪れた私。
また高校でも海外経験で自分を変えたいと思い、
ニュージーランドで1年間留学をすることに決心しました。
(詳しくは前の記事の〜わたしの中学時代〜を見てみてください!)

ー留学に行く前
まず、留学へ行く前の高校生活について振り返っていこうと思います。
私の高校での目的は、「インターナショナルな人間になる!」でも、「留学で培った経験や学業を頑張っていい大学に行く!」でもありませんでした。
私の目的はシンプルに「自分の素を受け入れてくれる友達をたっくさんつくって、その友人グループで青春する」でした笑
暗くて、うじうじしていて人の顔色ばかり窺っているような
人間じゃなくて、皆から愛されるようなキラキラして明るい人になりたい。
そのような自分になるために、海外で沢山の人と交流したい。

グローバル経験を目的としたコースで、こんな場違いな夢をもっているのはクラスで自分だけだったと思います。
これほどまでに中学時代の「友だちがいない」という事実は、自分の中で最大のコンプレックスになっていました。
そして私はかなりの理想主義なため、自分が思い描く理想と現実の乖離が激しい人生に納得いかなかったんです。なので、勉強は全然頑張っていなかったし、課題もちゃんと提出できていませんでした。(今振り返ると親泣かせで心が痛くなります)

ついに待ち焦がれていた華やかな高校生活
暗くて、うじうじしていた自分は鍵付きの箱にしまって
最初のクラスのオリエンテーションでは
明るくて、面白くて、いつでも笑ってるみんなの愛されキャラ風でみんなと接しました。
このみんなとの顔合わせの日のために、オシャレセンスゼロの私は(夏に、デニムの短パンとくるぶしまでのタイツを合わせるくらいセンスがない)
ショッピングに行きまくり、あらゆる雑誌を読み漁りながら
何日もかけて当日の服装を完成させました。
そして、設定したキャラで楽しくみんなと話すイメトレ猛練習をしていました。
結果、最初の印象は大好評!!「マジでおもろい(笑)」「かわいい」と今まで言われたことのない言葉の嵐で気分は興奮状態
自分を「面白い」と受け入れてくれて、人が自分のところに集まってきてくれるなんて夢にも思っていなかったし、こんなにも幸せで安心する気持ちにさせてくれるものなんだと感じました。
中学時代、部活のキャプテン、学校の代表としてイギリスに行った派遣団員である緊張やプレッシャー状態から解放された私は、ちょけにちょけまくりました。


みんなから注目されるために、先生の話を聞かず連絡事項もメモを取らず、おバカ発言をしまくってました。私が奇行をするほど、みんな笑ってくれる
みんな面白いといって仲良くしてくれる。
そうしてできた”友達”と学校帰りに、プリクラにいったり買い食いしたり、お昼や休日を共にする。私がずっとずっと憧れていた光景。
やっと手に入れた理想の学校生活。


と思っていたのも束の間。
それは長くは続きませんでした。


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