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⑤ HSPで友達ゼロだった私の留学奮闘記~いざニュージーランドへ!〜

これは『HSPで友達ゼロだった私の留学奮闘記~高校時代~』シリーズの留学へ行くお話しです。
前回のお話はこちら


いよいよニュージーランド留学の前日
スーツケースの最終確認も終わって、お布団に入る。
そして明日には向かっているであろうニュージーランドの空想にふける。
「いったいどんな国なんだろう。。」
「帰国後自分はどんな風になって帰ってくるんだろう。。」

寝れないやドキドキ



ニュージーランドは、別名「飛べない鳥の楽園」とも言われていて、
元々は飛ぶ必要もないくらい鳥の天敵もいない平和な島というのが由来らしい。あと国の99%が羊・牛などの動物が占めているだとか

中学生の時に行った、厳かな雰囲気のイギリスとはまた違い、のどかで自然いっぱいのニュージーランドに早くいってみたい気持ちでいっぱいだった。
写真ではどんな所か想像がつくけど、
自分が1年も写真のようなところで、生活してるのはまったく想像できなかった。
想像しようとしても、できないドキドキの気持ちでいっぱい

そして当日の朝、私の学校では、クラス単位での留学なのでクラスのみーんなで駅前に集合
妹たちと両親にお別れをして無事バスに乗る。
そして、みんなと泣いたりおしゃべりをしながら無事成田空港に到着!

約13時間のフライトの間で、最後の英語の勉強がてら、「ホビット」を鑑賞。冒険大好きな私はすっかりファンになる。
作中に出てくる「スランドゥイル」というエルフの長身長髪イケメン王の虜になったところで無事ニュージーランドに到着


マオリ語でウェルカムメッセージ

見渡す限りの広大な牧場と家畜たち!!
バスで景色を見るたびに、牛や羊で溢れていました。
ちいさい子羊がいっぱいピョンピョンしていて可愛すぎて悶絶
そしてニュージーランドに来て初めて知った事実。
子羊のしっぽはもともとすごく長いみたいです。後から、ちょん切って短くすると聞いたときはショックを受けました。。

こんな景色いっぱい

最初に到着した町は「ロトルア」
ロングステイする町に向かう前に、このロトルアという町でショートステイをしました。

火山帯に位置するこの町は、ぐつぐつ煮だつ泥沼や温泉が見れる北島ならではの観光スポット。また、マオリ文化も色濃く残っているので伝統的なアクセサリーや建築なんかも見れてしまう。
私はその中でも、「パウア」という貝殻で作られたネックレスが大好きでした。
友達とお揃いで買ったりするのもいい旅の記念

ぐつぐつ温泉
マオリの建築物
マオリの伝統工芸品
貝殻で作られたネックレス「パウア」


ついに、ホストファミリーとのご対面の時
みんな初めての、ホームステイに緊張していて
ホストファミリーと対面するのを講堂でドキドキしながら待っていました。
1人また1人ホストファミリーとハグをして去っていく。。

ああぁドキドキするー!!
ついに、私の名前が呼ばれて玄関に向かった先には、
金髪のハンサムショートがよく似合う、気さくなホストマザーが
笑顔で迎えてくれていた。と、その横で恥ずかしそうに見ている小さなホストシスターもいて可愛さに悶絶しながらひとまずホッとしました。

私のホストファミリーには、他に20代くらいのホストシスターが2人、ホストシスターより少しお兄ちゃんのホストブラザー、マレーシア系のホストファザーの構成でした。

そしてお家の構造はというと、1階と2階があって、1階がみんなの個人の部屋で、2階がリビングになっていた。

実は、2階のリビングの家具が、入口を囲むような感じで配置されていた。ソファでみんな団欒しながら、入口のすぐ隣にあるテレビを見ているので、非常~~に入りづらかった!!こわいよ~ ( ;_; )
なかなか2階に行き辛くて、初日から部屋にこもってしまうという事件が発生してしまいました。。


さっそく、HSPの気質が出てしまい
早く二階に行かないと、不思議がられるし、
でも家族の間にしれーっと入りに行くのは気まずい。。!
しかも、英語が想像以上に速くて聞き取れなくて会話が成立しない(訛りも強い)、、どうしたら、、
とっさそく泣きべそになる(笑)

そんな私に、2階から降りてきたホストシスターが、「みんなで映画見るから来ない?」と助け船。。
ホストファミリーの温かくて優しい人柄が心にしみました。。
でも、その夜はこれからの不安と、家族が恋しくて大号泣しました(笑)

幸先不安。。これからどうなっていくのでしょう..

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