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⁡ 「おいしい焙煎のしかた」


⁡ここ数ヶ月適正に焙煎するのが難しいなと思っていろんなことを試行錯誤してきました。

その中で、気をつけているところを再度確認し、改善できたので、その気になるポイントを今日はシェアしたいと思います。

①予熱は適正か
私はこの予熱をとても大切に考えています。
焙煎機はオーブンとは異なり、1度、2度変わっただけでも、ガスの掛け方が変わります。
基本的に数字でみることが多いと思うので、そこがずれてしまい時間も変わってきてしまうという現象が起こります。
ですので、季節変動を加味しながらプロファイルがうまく機能しているのかを考えることが大切です。

良くない味わいとしては
→焼け過ぎてビターになる、豆の周りは焼けているのに中まで焼けておらずグリーンな印象が出る

②現象は何分で起きているのか
温度と時間に縛られ過ぎていて、狙っているポイントが実は温度と乖離していることに気付かないことがあります。
通常カラーチェンジは155℃で来るのに、実際確認してみたら、152℃だったとか。(焙煎機によって現象は異なるので、目で見てそれが何℃なのか確認してくださいね)
季節によっても変わる可能性があるので、確認してみてくださいね。
それらがズレていることで、本来の味わいを再現できていない可能性があります。

良くない味わいとして
→チグハグな味わいになりがち、ビターだけど酸味がある。渋いけど、苦味もある。

③焙煎度合いは合っているのか
②でも述べたように、狙っているポイントを焙煎度合いで定めている場合、それ自体が変わってくる可能性があるということを頭に入れておいた方がいいです。
温度は絶対じゃないんですね。

良くない味わいとして
→いつもと全く異なる味わいとなります。浅ければ酸味が強く、深くなっていれば苦さが増します。

「あたりまえ」と云われるものが多いですが、少し気にしてみるといつもの味わいに戻ってくるかもしれません!
是非お試しください。

あとは、排気も大切だと思ってます。
それは次回お話できたらと。

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