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Vol.12 自律分散型リーダーシップ

このnoteは、シェアド・リーダーシップのトレーニング・コース共同開発パートナーである有限会社システムアンドコントロール社(SM&C)の野村代表と、SNSにて、シェアド・リーダーシップに関して、普段着の会話をしている内容の続きです。

 なお、最上雄太Ph.D.と野村さんのプロフィールは、共同公開中イベント「変化を導くリーダーシップ開発」を参照ください。

第11回目の往復書簡は、前回の内容(Vol.11 緊張感のある関係=「ダイアローグ」)の続きです。ここで野村さんが返信します。
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(以下野村さん)

 最上さんにむけた、ややこしい、に、ややムカっとしていただいたようで、ちょっと嬉しいです。私の役割は、「ちょっとムカツクけど、言い換えをすること」ですので、それで良いのです。
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 さて、ご指摘頂いているスペシャルなトレーニング=「変化を導くリーダーシップ開発」ですが、これは紹介しないといけませんね。

 (このトレーニングに標準で含まれている)EQI®行動特性検査ですが、「自分に目を向ける機能」としては、最強だと思います。全員が、「自分は自分の事を解ったとか言ってたけど、解ってなかったな」と、知ることになります。

 EQI®行動特性検査についてはこちら
https://www.ideass.jp/2022/03/29/eqiinfo/

 そして、「いい状態なんて無くて、バランスを取っていることが大切なのだな」と、気付きます。そして、深い洞察をすると、「結局のところ、他人があっての自分なのだ」「関係性により、自分は形成されているのだ」と、無意識レベルでも知るわけです。
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 で、この、トレーニングですが、リーダーシップを開発します。って、リーダーシップなんて興味が無い、という人が多数だと思うわけですが、しかし、今日の社会環境では、リーダーシップが必要なのです。これまでの、予算管理と労務管理によるマネジメントでは、乗り越えられない環境になってしまっています。日本は特にそうです。突然、感染症、戦争、さらに自然災害、と、来る訳です。オペレーションから発祥している旧来のマネジメントでは、乗り越える事は困難です。

 ちょっと話を変えます。私のコースを受講している皆さんは、私がしつこく、心理的安全性の確保や、権限委譲、自己組織化を訴えることをご承知かと思います。

 これらは何を言っているのか、というと、「一人一人が自律・自立して、好きなようにやりましょう」ということです。実は、その話が、リーダーシップと関わります。究極、メンバー全員が、リーダーであれ、ということなのです。

 もちろん、100%リーダーではないです。相互補完関係のリーダーで良いのです。逆に、そういう状態ではない自己組織化とか、考えにくいと思うのです。

 この、自律分散型リーダーシップ、これが、シェアドリーダーシップです。

 今考えているスペシャルなトレーニングでは、少なくとも、自己認識から、シェアドリーダーシップの持論を持つ事ができることを目指していますが、考えてみれば、シェアドリーダーシップというのは、人材育成であり、行動変容であり、組織変革なのです。

 大袈裟な話ではなく、そのように連鎖していく可能性があります。
この後も、野村さんの語りが続きます。次回をお楽しみに!

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シェアド・リーダーシップについては、こちら↓↓↓をご覧ください。
最上雄太によるシェアド・リーダーシップの解説ビデオです
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