あの日から9年、感謝しか思い浮かびません。

今日も生きています。

新型コロナウィルスという感染症が世間を駆け巡っています。

9年前、誰も想像しなかった大震災と津波による被害で多くの方々が犠牲となり、現在も災害と関わったり寄り添ったりされている皆様にとっても、復興はまだまだで、日常も取り戻せていないと思います。

災害を教訓にして、備えることと助け合う気持ちは９年前をきっかけに当たり前になりました。

東日本大震災までは阪神淡路大震災を経験していても、直接自分に関係のない災害については「他人事」と考えていました。

犠牲になられた方々には申し訳ないのですが、今もまだ生活再建に苦しんでいる方々には申し訳ないですが、2度の震災が私の気持ちを強くしてくれました。

自分はまだまだ恵まれているし、強運も持っている。社会や世の中に不満が全くないとは言いませんが、生きていれば他人を傷付けたり迷惑をかけたりする事はしないようにしています。

デマやマスコミの報道が真実なのか？ただ単に視聴率を稼ぐため、発行部数を増やすためのものかも見分けがつくようになりました。

みんなが必要としている物品を買い占めたり、横から割り込んだりしないというのも、当たり前ですが、日頃から備える事で生活に影響はほとんどありません。

9年前の災害とこれまでの自然災害などで亡くなられた方が見守ってくれていると思っています。

今日も生きています。

生きていられる事に感謝しています。

この気持ちを書き残しておきたいと思います。