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24時間テレビの功績

もうここ10年以上観なくなりました。タレントが募金を呼び掛けて、タレントがマラソンに挑戦したり、実体験をドラマ化したり…

私はそれほど高額な募金や寄付をしてませんが、赤い羽根共同募金などの活動は小学生の頃から継続して行ってきてます。

募金やチャリティーはタレントや有名人のチカラと影響はとても大きいです。

小さい頃、24時間テレビが始まると寝ないで観ようと思って、欽ちゃんこと萩本欽一さんを追っていた。

寛平さんや赤井さんが24時間かけてマラソンをして夏の風物詩と言えば言い過ぎかもしれませんが、多くの人に感動を与えたのは間違いありません。

ここ最近ではタレントのパーソナリティの方々がギャラをもらっているからおかしいとか、マラソンは不正だとコメントしたりする方もいます。

話は戻りますが、私が観なくなったのはおそらく福祉に深く関わるようになったからだと思います。

従事した施設において、番組からの寄付のクルマとか助成とかは受けたことはありませんが、それが理由ではありません。

しかし24時間テレビがなかったら…

ここまで募金とかチャリティーの文化が醸成されていなかったのは間違いないです。

大好きなタレントがパーソナリティをやってるから。

マラソンがカッコいいから募金でも応援したい。

どこかで誰かの役に立っているのは間違いありません。

とても良い事だと思います。募金やチャリティーに対して募金をしない人が批判する事には違和感がありますが、様々な意見は尊重され、議論になってもいいと思います。

福祉の仕事や福祉に関わるようになってから、感動はさせるものではなくするものと考えるようになったから観なくなりました。

24時間テレビに出演される方に感動させる事は任せて、私が福祉を通じて人を感動させる事はこれからもありません。

目の前の福祉と向き合いながら、様々な場面で感動して、その場にいる人と感動を共有出来ればいいと思っています。

私はこれからも24時間テレビを観ないと思います。24時間テレビは私にとっては光だと思います。だから私は影から光が差さない人達と関わりながらこれからも番組が続く事を願っています!

オープンでフリーのノートとマガジンです。