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Googleアナリティクスの「セッション」を使って、基本的な分析方法を覚える

こんにちは、ほそい ゆたか(細井 雄祟)です。

「サイトを分析する」というと、難しいイメージがあると思いますが、
実は、コツを掴めばあなたのイメージよりも、ずっとわかり易いんです。

「Googleアナリティクスのどこを見ていいのかわからない…」
「サイトの分析って何をすればいいのかわからない…」
「改善案ってどういう風に出すんだろう…」

サイトの分析といえば、こう思う人も少なくないと思います。

しかし、実は「セッション」という数値一つとっても、様々な角度から見るだけで、気付けることはたくさんあるんです。

そこで、Googleアナリティクスで使われる「セッション」という数値を例に、実際にどのように分析するのかを紹介していきます。

今回は「セッション」という数値を使って説明していきますが、もちろん他の数値でも同じフローで分析できますので、ぜひ参考にしてみてください。

※時間がある人は、これから紹介する内容をまとめた、「まとめ動画」がありますので、そちらをご覧ください。

「期間」「構成要素」「切り口」を意識して、比較する

分析の基本的な方法として、「期間」を指定して比較するという方法があります。

例えば、

週単位で比較する場合
・「今週の数値」と「先週の数値」
・「今週の数値」と「一年前の今週の数値」

月単位で比較する場合
・「今月の数値」と「先月の数値」
・「今月の数値」と「一年前の今月の数値」

このように、同じような条件同士で、以前はどうだったのかを比較し、気になるところはないか??、を見ていきます。

また、これを細かく切っていくことも出来ます。

ですので、「どんな人が、どうやって、どこから」サイトにやってきているのかを意識しましょう。

例えば、

どんな人が?
「新規ユーザー」なのか「リピーター」なのか
どこから?
「オーガニック」からなのか「広告」からなのか「SNS」からなのか
なにで?
「PC」なのか「モバイル」なのか「タブレット」なのか

これらの情報を使い、実施した施策やイベントを頭に置きながら、まずは「セッション」という大きな数字、その次にいろんな角度・切り口で「セッション」を比較しましょう。

変化をや気付きを見つけたら、どうして変化したのかという仮説を立てるのも大事ですよ!

実際に管理画面を見ながら説明します

分析の方法を聞いて、やり方を知ることはできますが、それを自分の物にするためにはアウトプットが必要ですよね?

そこで、Googleアナリティクスの実際の画面を使って説明していきます。

この動画では、こんなことを一つずつ紹介しています。

・期間比較のやり方
・切り口の加え方
・どのような変化が考えられるか

ちなみに、この動画で使われているアナリティクスアカウントは、誰でも使えるデモアカウントです。

利用方法は、Googleアナリティクスのヘルプに記載されています。

ですので、ぜひ動画を見ながら、一緒に検証していきましょう。

メモ機能と切り口の種類について

サイトを長い期間運営していると、どのタイミングでどんな施策をやったのか、などの記憶が薄れてしまう可能性がありますよね。

しかし、Googleアナリティクスには、「メモ機能」が存在します。

管理画面上にメモを保存しておけるので、いつのタイミングでどの施策を行ったのかを簡単に把握できますので、動画を見てぜひ「メモ機能」を使ってください。

また、別の切り口については、それを表示するレポートを動画内で説明しています。

・「年齢」と「性別」
・「新規顧客とリピーター」
・「リピートの回数や間隔」
・「参照元 / メディア」
・「参照サイト」

これらもサイトの分析を行う際に使える切り口となりますので、参考にしてみてください。

切り口を「変えてみる事」も重要

Googleアナリティクスを使っていると、どうしても数値の部分ばかりに目が行きがちですよね。

しかし、それをグラフ化し、視覚的に比較するのも非常に重要です。

Googleアナリティクス内でも、グラフが表示されるレポートもあります。

アナリティクスのグラフ-min

ですので、同じ「時間別」の比較でも、期間を長めに取り、
グラフが「上昇傾向にある」のか、「減少傾向にある」のかなどを比べる事で新たな発見があるかもしれません。

また、スプレッドシートを使えば「チャネル別」や「曜日別」なども分かりやすいグラフにすることができます。

このように同じ切り口でも見方を変えることは重要ですよ。

結局、「分析」とはどういう見方をするのか

今回紹介している分析のやり方について、重要なポイントとしては以下の2つになります。

・数字の構成要素(デバイスやチャネル等)を大枠から見ていく
 ⇒切り口や構成要素をたくさん持つとわかりづらいため
・実施した施策やイベントと紐づけて考える
 ⇒どのような変化があるのかに気づくため

今回紹介している分析のやり方は、「ボリューム」を見る他の数字でも有効です。

例えば、「ページビュー数」「ユーザー」などですね。

この方法に慣れてくれば、最初から細かい切り口で見ても、発見があると思いますが、最初のうちは大枠から数字を見ていく方が分かりやすいかと思います。

ですので、今回ご紹介したやり方を参考に、まずは「セッション」を使い、分析を始めてみてください。

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