私の年収推移

弁理士は稼げるのか、あるいは稼げないのかという話題をよく耳にします。世間的には、レッドオーシャンで稼げないなどという人が多い気もしますが、稼げない人はやり方を間違えているので、どんなに努力しても稼ぐことはできません。稼ぐことができるようになるとどんな感じなのかが気になりますよね。

今回は、この問題に突っ込んでいきたいと思います。具体的には年収推移のグラフを作成したのでお見せしてしまおうという企画でございます。どうやって稼ぐのかの考察も含めます。このノートの価格は高収益の理由の考察込みの料金です。

自分の場合は、弁理士1年目~3年目までは雇用形態で大手特許事務所に勤め、その後は知財訴訟のブティックファームで業務委託で個人事業主として働いています。

雇用形態の場合には、年収が守られているので安心で、個人事業主のような形態で実力主義になると、年収が守られず不安定なのではないかという意見をよく聞きます。その不安で個人事業主のような形態を避ける方は多いかも知れません。

しかし、不安定というのは、上にも下にも動きやすいことを意味しているので、上にいったときの威力がすさまじいです。稼げるようになると、売上依存の個人事業主の形態の場合は、不安定な分だけ、自由度高く上に伸ばすことができます。

稼ぎたければ、個人事業主として活動することはもはや必須条件です。下を見ずに上を向いて駆け抜けましょう。

年収推移

以下の年収推移グラフでは、4年目以降にぐっと年収が上がっていますが、4年目以降が売上依存により報酬が支払われている状態の年収推移です。最初のJSTというのは独立行政法人科学技術振興機構時代の年収(33歳時)です。そことの対比が興味深いですね。

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