トルコの面白い習慣 コーヒーはあまーいほうがいい?それとも絶対ブラック?
私はどうもブラックは苦手です。砂糖はともかく、少なくともクリームが入っていないと・・・!
コーヒーに関してトルコに旅した時、現地の友人に教えてもらったかわいい習慣をお話ししたいと思います。
彼らの結婚に関する習慣があるのですが、さすがトルコ…と言うようなものなのです。
男性は結婚したい女性を見つけると、彼女の家にプロポーズに行きます。そんなときに、甘ーいコーヒーを出されると甘いのが嫌いでも飲んでしまいますか?それとも、ブラックで、とお願いしますか?
彼女はお客様にコーヒーを持ってきます。それによって言葉はなくてもYesあるいは、 Noの返事が分かってしまう・・・彼女の意思は伝わるのです。
あまーいコーヒーを出されたら、答えはYesであり、甘くなかったら NOの答えなのです!
なんかその場面が浮かんでくるような気がしませんか?甘ーいコーヒーを口にした途端、皆の緊張がほぐれてその場が和んでいくのが!
苦いコーヒーを口にした男性は悲惨ですね。一言もなくすごすごとその場を去っていくような・・・。
その話を教えてくれた、トルコの友人ベチュルは当時18歳でした。その後、20年ほどたって、再びトルコに旅した時、再会しましたが、まだ独身でした。どれほどの回数苦いコーヒーを供し続けたのかと思ってしまいました。
以前、『幻の最優秀賞』と言うことで記事を書きましたが、その時のお話はこのコーヒーに関してのエピソードをもとに書いた小説でした。その物語の中にも書いたのですが、娘に誰かが求婚にこようものなら、思いっきり苦いコーヒーを出してしまいそうな気がします。皆さんのお家ではいかがでしたか?嫁に行ってくれてやれやれ?それもあるかもですね。
トルコはコーヒーの長い歴史がある国です。様々の話があるようです2019年にトルコに旅した時には、コーヒーに関する本も買ってきました。さすが、コーヒーの歴史のある国だと思ったものです。そんなお話が一冊の本になるほどあるんですものね。
コーヒーってもともとアラブ(エチオピア)から世界に始まったもので、トルコはアラブのごく近い存在であり、コーヒーが広まりだしたころは、ヨーロッパより開けた国だったというわけ・・・トルコのコーヒーの歴史は長いのは当たり前かもと思います。
オスマン・トルコ(英語で言うOttoman Turkey)に時代ですが、世界で一番最初にcoffee house(今で言う喫茶店)と呼ばれるものができたのもイスタンブールでした。
2番目にオープンしたのはベネチアでした。ベネチアに出かけた時、その喫茶店に行ってみましたが、美しかったですよ。伝統が垣間見られました。ただし、人の多さが嫌になり(グループの人、2,3人はちゃんとその店に座ってコーヒーをしていましたが)、数軒離れたところの喫茶店でケーキとコーヒーをいただきまhした。ぼられました。イタリアでは何回もそんな目に合いました。
そのこと、ベネチアの喫茶店のことなどは、また、書きたいと思います。
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