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イスラエルを旅して イスラエルは不思議な国

世界には様々な文字、その書き方があります、ヘブライ語とアラブ語は右から左に向かって書くのだそうです。それは、昔、木版に彫り込むためにその方が都合がよかったからだとか。このくだりは、ほかの記事でもう書きましたね。

今は、日本語もですが、右から書くと手がインクをこすって汚してしまうので英語のように左から右へ向かって筆を進める方がいいなあ、と思ってしまいます。

ヘブライ語にはもう一つ特徴があるのですが、想像つきますか?

漢字は一字だけ見ても意味が取れますよね。よく知らない字でもその字のつくりなどを見るとなんとなく意味が分かったりしまいます。それに比べ、開かな、カタカナ、英語のアルファベットも一字だけでは意味を成しません。

ヘブライ語は、3文字セットになると意味を持つようになるのだそうです。

ところで、ヘブライ文字のs はサラという名前で「銀の火かき棒」が原義です。火かき棒のような形をしていますかね?

夫のお母さんの名前はSaraという名前です。

ノルウェーに住んでいた時、名前時点で「銀の火かき棒」の意味があるということを知りました。

sという字自体がその意味を持つということはイスラエルに行くことになって,あれこれ文書を見てから知ったことです。確かヘブライ語にはsは3時あったと思います。1字は shの発音だったと記憶しています。

英語のSaraという名前は princessという意味だそうですよ。

確か、タクシーのシーの字のところがその三つのうちのsが書いてありました。

exodusにもsが書いてありました。exdodusて聖書の中に出てくる言葉で「脱エジプト」のこととして使われていますが、1948年にユダヤ人がユダヤの地に戻っていくときに乗船した船の名前もEXSODUSでした。


で、実際のこの言葉の意味はと言えば・・・地元でいつも使われている言葉です。「出口」のこと、お店でもどこでも出口にはこの言葉が書いてあります。

そうそう、ヘブライ語にはもう一つ大きな特徴があります。

単語にに母音を書かないのです。それでなお、アブラハムの時代以前からの神の名をちゃんとほぼ当時と同じように発音できるということは驚異的だと思いませんか?


上の写真はモーゼがデザインしたと言われる燭台、7本ろうそくを立てることができるメノーラです。これはイスラエルの一番小さい価値のコインの絵柄になっています。

イスラエルの家庭にはもう一つ種類の違う燭台があります。7本ろうそくを立てられるようになっているのではなく、8本です。たしかHanukkaという祝日だったと聞きました。

記念にと思い私はどちらも買い求めてきました。

イスラエルでの買い物、ちょっと独特です。7本立てる燭台を買ったとき、8本の方も勧められたのですが・・・お店の息子さんの方でしたが横浜で空手を習っていたとかいろいろ話をされて商売上手に8本の方も買うと安くするとか言っていたのですが、その日は1つしか買いませんでした。

で、次の日に帰ってもう1本の方を買おうとしたら断固として前の日の値段にはしてくれなかった・・・。やはり『ベニスの商人』のシャイロックの世界ってあるのかなあ、と思ってしまいました。

で、楽しくないなあと思いながら支払いをしていたら、「なんで楽しそうにないの?」と言われました。私はそのまま上記のようなことを言ったのですが、「楽しくなさそう」とか「幸せに見えない」なんてよその国では言われたことないです。やはりイスラエルは独特、と思いました。

もう一つ、独特と思ったのが、食料品では店主に何も言われなくても手に取って味見していいこと!これには驚きました。

市場などでもそうで、みんなちょっとつまんでは食べている…。私もブドウを何粒かもいで食べてみました・・・買わなくても。

あるお店なんか(デパートだったでしょうか)、入ってすぐのところにあるお菓子屋さんの店頭にあるショートケーキを手に取るとむしゃむしゃ食べながら歩きだした若い女性がいました。あれも試し?
お店の人も誰も何も言いませんでした。

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