夏休みですね。どこかに旅しますか?
コロナ禍前までは夏休みにも旅をしていたのですが…たいていは涼しいところへ。あるいは、「日本にいても海外でも暑いのはいっしょ」だという夫の意見が通り、真夏にマレーシアに行ったり、インドネシアに行ったりしていましたが、もう若くはなくなってやはり暑いところはどうも、暑いときはどうも…になっておとなしく日本にいます。
夏の間、よく中国にも旅しました。お盆が終わった後、韓国に行ったこともあったし。その旅は随分前のことです。30年位前かも。
あの頃から比べると天候が地球規模で変わってきたのがよくわかります。8月の下旬、韓国から帰ってくるのに、韓国ではすでにからっとしたさわやかさで秋の気配を感じられていました。さすが大陸性の気候だと思ったものでした。
帰国すると日本はまだ夏でした。
travelという言葉、14世紀後半に「旅をする」という意味で使われるようになりました。これはtravailen (1300年ごろ)「旅行をする」という言葉からきていて、もともとは「苦労する、労働をする」(traveil)という意味でした。旅をするのも一苦労だったんですね。
この意味の発展は「困難な旅に出る」という考え方を経ているかもしれませんが、中世のどの旅も困難だったという事実を反映しているのかもしれません。
「旅」ということを意味する言葉にjourneyという言葉もありますが、もともとは「日帰り旅行」(jour一日という言葉がちゃんと入っています)という意味だったのです。馬、馬車(それともただ歩く?)でしか旅ができなかった時代、朝早くから出かけ夜遅く帰ってくる、本当に一日がかりのお出かけだったのです。
旅をするのは命がけ、大変なことだったのでしょう。
travailtoは「労働、苦労」という意味の言葉で、13世紀半ばに振りかえると、古フランス語の travail(12世紀)に由来します。「仕事、労働、苦労、苦痛を伴う努力、問題;つらい旅」という意味があります。これは travaillerという動詞、「苦心する、労働する」、もともとは「悩ます、拷問する、苦しめる」という意味です。
これがVulgar Latin(俗ラテン語)のtripalilare 「拷問する」と関連があり、その語はtripalium 「拷問の器具」と由来しています。これはおそらくラテン語のripalis「3本の杭を持つ」という言葉に由来し、tria 「三つ」+pauls「杭」からきています。この意味はちょっと怖そうに聞こえるかもしれませんが、具体的な理由は不明です。
tripも旅ですよね。上記の説明でtripが「旅」だけではないということがお分かりになると思います。「けつまずく」といういみもあります。というわけで、この言葉は「旅をする」という意味には使えません。その場合はtravelを使います。
実は、旅行ではないのですが、このところ、毎週、実家、岡山のほうに出かけています。高齢の母がやはり暑さには勝てず、とうとう医師にはこの8月は越えることができないだろうと言われてしまいました。昨夏も危ないかな、という時期があったのですが乗り越えていました。今回は無理なようです。
週末にかけて前回は6日間行っていました。今回は日曜から5日間です。そんなわけで7月はあっという間に過ぎていきつつあります。
そんなわけで、このところよくみどりの窓口に行っています。お盆を前に窓口の列も長くなってきました。JRのすること・・・その人が大勢帰省やらで移動する季節、乗車賃を値上げするのだそうです。まあ、飛行機はそんなことをするのを知っていましたが列車もずっとそうでした?
お盆にかけて列車を利用したことがなかったので知りませんでした。
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