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【報告&御礼】文学フリマ東京38を終えて(2024年5月19日)


ありがとうございました!

昨日の「文学フリマ東京38」で、「ノスタルジー鈴木」のブース(第一展示場 W-21)にお越しいただいた皆様、本当にありがたかったです。誰も寄り付かないブースになる可能性があった中、勇気を振り絞って立ち寄ってくださった皆様お一人お一人に、この場で改めて御礼を申し上げます。

著者近影(昨日撮ってもらった1枚)。

今回、初となる「文学フリマ」出店で、私は、

①へんな歌が聴ける詩集 こと、
「歌いたい歌があるかどうかなんて問題じゃないぜ」

②千葉都民まちづくりに参入 こと、
「子どもの頃からずっと市川市に住んでいながら今ひとつ地元に愛着を持てなかった私が、コロナ禍にまちづくりNPOを立ち上げて地域活動に足を踏み入れた話」

③消費と流通の私的15年史 こと、
「ひとりの研究者の軌跡を辿って2010年の夏から2024年の春までの消費と流通を振り返る」

という(ご来訪いただいた「ごさく」さんいわく)バラエティに富んだ3作を同時リリースしましたが、これは、L’Arc~en~Cielが1998年に行った、シングル3作品同時リリース(「HONEY」「花葬」「浸食 -lose control-」)に倣ったものです。つまり、ある意味では、私はラルクのフォロワーなのです。

また、①「歌いたい歌があるかどうかなんて問題じゃないぜ」という詩集のタイトルは、THE YELOW MONKEY「JAM」の歌詞、柴崎友香氏の2作目のブック『次の町まで、きみはどんな歌をうたうの?』にインスパイアされています。この詩集をお買い上げいただいた方には、外国にルーツをお持ちの男の子や、元気がない時に読んだら元気になれそうだからと言ってくださった関西ルーツの女性もいました。

「子どもの頃からずっと市川市に住んでいながら今ひとつ地元に愛着を持てなかった私が、コロナ禍にまちづくりNPOを立ち上げて地域活動に足を踏み入れた話」は、市川市に住んでいるという方々に興味をお持ちいただき、購入していただきました。まだ在庫はあるので、市川市内のどこかで販売できれば良いなと思っています。

「ひとりの研究者の軌跡を辿って2010年の夏から2024年の春までの消費と流通を振り返る」は、某大手総合スーパーで働いておられる方や、在野の小売研究者とおっしゃる方にも手を取っていただきました。手ぬるい内容だと思われないかしらと少々気になってはいますが、この冊子は持参した部数が少なかったこともあり、すぐに売り切れました。増刷して、またどこかで販売したいと思います。

文学フリマ参加歴

私は、昨日(2024年5月19日)、文学フリマデビューを果たしましたが、これまで(途中で長いブランクがありますが)ひとりの客として参加していました。

参加したのはいつだったかって結構忘れちゃうものですが、記憶を頼りに、文学フリマ公式ウェブサイトの膨大で詳細なアーカイヴを参照して、突き止めましたよ。私が参加したことがある回を!

  1. 2006.11.12 第五回文学フリマ 『メルボルン1』目当て

  2. 2007.11.11 第六回文学フリマ 参加したのかな?

  3. 2010.05.23 第十回文学フリマ 西田亮介氏『.review』購入

  4. 2021.11.23 第三十三回文学フリマ東京 ブランクを経て久々参加

  5. 2022.05.29 第三十四回文学フリマ東京

  6. 2022.11.20 文学フリマ東京35

  7. 2023.05.21 文学フリマ東京36

  8. 2023.11.11 文学フリマ東京37 10kmマラソンで痛めた脚を引きづって

  9. 2024.05.19 文学フリマ東京38 初出店

と書きましたが、「2. 2007.11.11 第六回文学フリマ」は、ここで販売されていたと思われる、ブルボン小林氏の個人誌(今でいうZINEに相当。表紙は、しまおまほ氏。しまお氏が書いていた、小林氏の別名義である長嶋有氏の本のあとがきがとても面白い!)を所持してはいるものの、この日は私と配偶者が婚姻届けを提出した日であり、提出後に秋葉原の文学フリマ会場に行ったとは思えず…。ちょっと曖昧。

初参加は、第五回文学フリマ

2006年11月12日(土)、秋葉原会場で行われた文学フリマが、マイファースト文学フリマでした。お目当ては、同人「ブックスフクナガシマシバサキホウキナクイ」(あるいは、goningumi / ゴニングミ。福永信氏・長嶋有氏・柴崎友香氏・法貴信也氏・名久井直子氏)が制作した『メルボルン1』でした。サインをいただきましたよ、5人の!

サインをいただいた時、そこに名前を添えてくださることになり、名を伝えました。すると、福永信氏が「雄高」という名に強い反応を示しました(私は福永氏の「私の洛外図」という短編が好きでした)。
※下の記事に、「雄高」という名前の由来が記されています。これを読めば福永氏がなぜ名前に注目したかわかると思います。

怪我を押して参加した半年前の文学フリマ

・・・については、こちらの記事(フリースタイル市川のウェブサイト)をご覧ください。

2024年12月1日(日)「文学フリマ東京39」に出店します

というわけで、昨日、初出店を大いに堪能した(そして、かなり反省もした)「文学フリマ東京38」でしたが、既に「39」に出典を申し込んでいます。

開催 2024年12月1日(日) 12:00〜17:00(最終入場16:55)
入場料 1,000円 (予定)
出店 募集2400ブース (予定)
会場 東京ビッグサイト 西3・4ホール

https://bunfree.net/event/tokyo39/

昨日の出店時に(ラルク方式で)同時リリースした3作を、12月1日にも販売する構えです。それらについては、例えばこの記事などもご参照ください。

今度はフィクション、つまり小説(現実よりも奇なるもの)を執筆し、販売したいと思っています。昨日の文学フリマにも出展されていた(と、後から知りました!)旗原理沙子氏のご活躍、というか活動のスタイルからも良い影響を受けています。受けた刺激を本当に良い影響にしたいです。します。

では、またお会いしましょう!See Ya!


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