ディズニーキャラクターから学ぶ、人付き合いをラクにする方法 11

11 NP編

〇NP(Nurturing Parent):母親的な役割を担う養育的な親の自我状態


→他人をいたわり、親身になって世話をするなど、親切で寛容的な態度や行動を示します。共感的で周囲に対する思いやりを持ち、人の苦しみを自分のことのように感じ取ろうとする働きがあります。

・アンディのママ(『トイ・ストーリー』シリーズ):アンディとモリ―の母親。


→二人の子どもに思いやりと優しさを持って接する。アンディにおもちゃをプレゼントする、彼の誕生パーティーを開くなど子ども想い。また、子どもたちが遊ばなくなったおもちゃを保育園に寄付をしている。

※NPは、「母親的な役割を担う」とされているが、男性キャラクターでもNPが高いこともある。

・ハマダ・タダシ(『ベイマックス』):ヒロの兄。ベイマックスの発明者


→心と体を癒すケア・ロボットであるベイマックスを発明する。両親亡き後、叔母のキャスと共にヒロの親代わりとなる。ヒロの良き理解者で、彼が悪事に手を出した際には見捨てずに優しく許す。火災現場に残された恩師のキャラハン教授を助けるべく、自ら火の中に飛び込み教授を助ける。

※親でなくとも、職業柄NPが高いキャラクターもいる。

・ジュディ(『ズートピア』):ズートピア警察署の警官


→子どもの頃からいじめられている動物たちを助ける。警官になった後、ボゴ署長に反対されても、困っている動物たちを助ける。相棒となる詐欺師・ニックの過去の哀しい出来事に同情し、彼に寄り添う。

・ジミニー・クリケット(『ピノキオ』):ピノキオの良心となるコオロギ


→ピノキオの良心として、彼に寄り添って優しく物事の善悪を教える。ピノキオが芝居小屋に入れられた時、島の遊園地に連れていかれた時も見捨てずに彼の下へ向かう。ピノキオが苦しい状況に陥った時は、一緒に協力してその状況を乗り越える。

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