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[CANELÉ]カヌレに詳しくなろう。


フランスの伝統菓子の一つである。
カヌレドボルドー(canelé de bordeaux)

いまは日本でもかなり注目されて、お菓子屋、パン屋さんの他にも
カヌレ専門店も
増えてきていますね。

外はカリカリ中はモチモチとしている。
独特の食感がまた、たまらなく美味しい。

そんなカヌレ、についてのお話。

謎の歴史

カヌレはフランスのワインの名産地
ボルドーで誕生したのは18世紀
女性修道院で作られていたというのが
一般的に知られています。

フランス革命が起きて、修道院から修道女が追い出されても、民間の人たちやパティシエに受け継がれ、現在の形となったといわれています。

しかし、その修道院を調査した所、カヌレの型など、そこでカヌレを作っていたという証拠は無く、由来は今も謎…

なぜボルドーか?

ワインがよく作られるボルドーでは
ワインを作る過程でコラージュというワインを綺麗にする作業があります。
そこで卵の卵白が使われます。
卵白をワインに入れると、沈殿物などと結合して
浮いてきて、それを取り除くと澄んだワインになります。
そのため、ボルドーでは大量の卵白をしようしてました。
しかし卵黄は使い道が無い!
といことで考えられたのがこのカヌレ!

ボルドーは港町なので貿易が盛んであった。
その為、貴重品であった砂糖やコーヒー、カカオ、バニラなどが手に入りやすく
これらをカヌレに使ったと言われている。
ボルドーの歴史が詰まっているお菓子ですね!

作り方

カヌレは卵、バター、牛乳、小麦粉、砂糖、ラム酒、バニラ
と言った基本的なお菓子の材料で作られます。

クレープ生地のような作り方によく似てますね。

出来上がりはサラサラとした液体状です。

これをカヌレ型
と呼ばれる↓

型に蜜蝋を塗って高温で焼きます。

カヌレは溝という意味なので
縦に溝が入っています。

カヌレの違い

本来はきちんとした銅の上のような
型で、一つ一つ蜜蝋を塗って
焼き上げるのが、伝統的でさらには
美味しいカヌレを作るので重要なのですが、
やはり、人気が出てくると
簡単に作る方法も考えられてきます。

例えば

こう言ったシリコンでできた型です。
とても銅に比べたら
安価で大量に作れるので便利です。
外のカリカリ感などはあまり出づらいですね

こう言った感じに焼き上がります。
上が白く焼き色がつきづらいのが
特徴ですが、そこまで本格的を求めず
家で楽しみたい方には
シリコンはオススメです。

次は
テフロン加工の型!


パウンドケーキとかマドレーヌの型と
同じで
焼き色はシリコンよりも着きやすいし
カリカリにもなります


こんな感じですかね
型にもよりますが
やはり本格的な銅に比べると
丸みがあり、艶も出にくいです。
が銅は扱いが大変なので
これは扱いも、簡単でそこそこ
カリカリや色もつくのでオススメです。

そして銅!

値段も結構するし
正直、商売を目的にする人にしかおすすめはしないですが、
本格的に焼きたい人には
絶対これですね


きれいに黒光りして
角をしっかりとでて重厚感があり
カヌレって感じです!

お店で買うときはこういうのを
見つけて買ってください。
カリカリ感が絶対的に違います!


最後に

いつもこういうノートを書いているとお腹ぎ空いてくる
既にもうカヌレ食べたくなってきました。🤣
ラムの香りとバニラがしっかり効いてカリカリしたカヌレをかぶりつきたい!

僕は昔、ボルドーで
カヌレを食べたんですが、それがやっぱりすごい美味しくて忘れられません。
早く海外旅行に行きたい

めっちゃ写真は暗いですが😅
ボルドーのアルカションという街にある
カヌレで有名なパティスリーのカヌレです!
海沿いにある町で
とても気持ちの良い街でした。

確かこの通りにそのパティスリーがあり
さらに先にはビーチがあり
そこのビーチでカヌレを1人
食べて、満喫してましたね🤤
懐かしい思い出☺️

日本でも美味しいところは
もちろんありますよ!
そんなに
食べ尽くしては無いですが

世田谷のオーボンヴュータン
恵比寿のレザネフォール
兵庫のパティスリーエスコヤマ

この3つオススメです!

他にも好きなカヌレ知っている方居たら
コメントで教えてください📝

買いに行きます🚶‍♂️🤣

では
カヌレを買いに出かけましょう♪

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