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現実と虚構のはざまで

今日はçanomaの香りを使っていただいているイマーシブシアター“Venus of TOKYO”のトークショーに行ってきた。Venus of TOKYOを主催しているダンスカンパニーDAZZLEのメンバー9名によって行われたこのトークショー、彼らの26年(!?)の足跡も少しだけ知ることができて、とても感銘を受けた。

26年、である。

Venus of TOKYOに関しては、とにかく面白いので、施設が閉鎖される3月までにぜひ行ってほしい。実はまだ未発売のçanomaの香りも、ある部屋にこっそりと仕込んである…


「イマーシブシアター」というのは「体験型演劇作品」という意味で、従来型のステージと客席が隔てられた演劇とは違い、そこに垣根がなく、観客自身も演劇の一部となるものを指すらしい。お恥ずかしながら今日のトークショーで知った。それにより観客はImmersive、つまり「作品への没入」を体験することとなる。

Venus of TOKYOというイマーシブシアターを創作するにあたり、DAZZLEメンバーの飯塚さんが「現実感のありすぎる空間でもダメだし、だからといって極端に非現実的な演出でも没入できない。その間にある、没入を可能にする空間設計がとても難しい」という主旨のことを今日述べていた。

香水においても同じ。ただ日常感しかないような香りだとつまらなく、奇抜すぎる世界観だと使い手は置いてけぼりをくらう。その間の、“程よい非日常”を、香りを通してどのように作るかが重要なのだ。

だいたいにおいて、創作物とは現実と虚構のはざまのどこかに落ち着くものなのだと思うが、どこに落ち着かせるか、というところに多分にセンスが出る。Venus of TOKYOはそこが絶妙なのだ。


最近、Twitterを見ていると、Venus of TOKYOのファンの方が、çanomaの香りを手にしてくれている投稿をよく見かけるようになった。その中でも特に、「Venus of TOKYOを通してçanomaを知り、それが香りの世界への扉を開けてくれた」という内容のものを見ると、私がやっていることの意義を実感することができ、とても嬉しくなる。

また私自身も、çanomaの香りを通してDAZZLEを知り、舞台芸術やダンスの奥深さを垣間見ることができた。実は私、今では“隠れDAZZLEファン”になってしまっている。


香りが、そしてçanomaが、私を含めた使う人の生活や人生を少しでも豊かにしてくれるのなら、そのために私は実を粉にしてçanomaをいいブランドにしよう、と改めて心に誓った、そんなことを思わせてくれる素敵なトークショーだった。


Venus of TOKYO、ぜひ見に行ってね。


【çanoma公式web】
https://canoma-parfum.com/

【çanomaオンラインストア】
https://store.canoma-parfum.com/

【インタビュー記事】
https://www.fashionsnap.com/article/canoma-fragrance/

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