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間違った正しいこと

私は今、旅館の一室で、書けないnoteと向き合っている。

「noteを書いたらお風呂にでも行くか」と思っていたら、すでに深夜0時になってしまった。

「旅館」と「書けない原稿」の組み合わせは、私を「明治の文豪」気分にさせてくれる。優越感…


…に浸っているわけにはいかない。早く書かないと、お風呂に入れない。「オードリーのオールナイトニッポン」にも間に合わない、と一瞬思ったが、今日は祝日の金曜日、放送は明日だ。よかった、救われた。


ところで。

今日は新しいことを学んだ。

“OLIVE des OLIVE”と綴る女性用のファッションブランドがあるが、「オリーブ デ オリーブ」と読むらしい。

私はずっと、「オリーブ デゾリーブ」と発音されるものとばかり思っていた。

フランス語では、「オリーブ デゾリーブ」と、desとOliveの間でリエゾンが発生し、desのsが発音されなければならない(ちなみに、2つ目のOLIVEは、本来複数形で“OLIVES”と綴られる必要がある)。


私はフランス語的な間違いを指摘するつもりは一切なく、運営会社側が定めた読み方を私が知らなかったことについて単純に恥ずかしく思っている。


ある言語の読みを別の言語で表現することはとても難しい。

例えば、フランスの“Parle moi de parfum”というブランドのカタカタ表記は「パルルモアドゥパルファム」となっているが、この「パルル」の部分には物言いがつき得る。私の感覚からすると、「パール」と綴った方がどちらかというとよりオリジナルの発音に近い。

rとlの両方をカタカナで表現しようとすると、どちらにも「ル」が用いられるために「パルル」となってしまうが、実際は当然それらの子音の発音には大きな差があるため、綴りを無視して発音を重視すると「パール」の方が正確だと思料する。

とは言いつつ、「パルル」と表記する気持ちもわからんでもない。要は、「決め」の問題なのだ


たまに、この手のオリジナルの発音とカタカナ表記のズレにうるさい人を見かけるが、私個人としては、「まぁそんなカッカなさらんでも」と思う。

フランス人は、その点に関してはかなり無頓着だ。

何せ、アイルランドの首都「ダブリン」を「ドゥブラン」と発音する人々だ。おおらかなものだ。


結局のところ、何らかの間違いのある表記でも、決めちゃった者勝ちなのだ。後に続くものは、最初に決めた者に従う以外の選択肢は残されていない。


“çanoma”は、いまだに「カノマ」と間違って発音されがち。

いつの日か、Comme des garçonsを、「コムデギャルソン」とさらりと発音できるように、人々が何の躊躇もなく「サノマ」と読める日が来ることを願いながら、私は性懲りも無く、“çanoma”と書き続けるのです。


みんなー、“çanoma”は、サノマって読むんだよー!


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