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テーブルの形

7月上旬にオーダーしていたテーブルがようやくオフィスに届いた。

それが、こちら。

テーブル


歪な形のテーブルを探していた。

大学時代、お世話になった大好きな教授が、「単純な形のテーブルだとつまらない議論に終始してしまいがち。クリエイティブな議論をするのなら変わった形のテーブルがいい」という主旨のことを口にしていたのがずっと頭の片隅に残っていた。

だから、テーブルを探すとなった際も、歪な形のテーブルを中心に検討をしていた。


今まで真剣にテーブルを探したことがなかったので、その良し悪しや価格についてあまりにも無知だったのだが、今回のテーブル探しの旅を通し、私は多くのことを学ぶこととなった。

1番の驚きは、テーブルの価格の幅。下は2万円程度のものから、上は100万円を超えるものまでさまざま。それぞれのテーブルを、眺めたり、座ったり、撫でたりしてみたが、その限りにおいては値段の高低がそのままクオリティの高低に直結しているとは思えなかった。きっとこれは、テーブルに何を求めるのかにもよるのだろうが、香水と同じで、テーブルの値段の“からくり”は単純ではない、と直感的に感じるところがあった。


そんな中で出会ったのが、こちらのブランド。

予め明記しておくが、回し者ではありません。

細かいことはぜひ表参道の店舗に足を運んで、私のように、眺めて、座って、撫でて…とご自身で体感して欲しい。

この店に辿り着くまでに、様々なテーブルを撫で回してきた私だが、その手が、「はっ…!」と言った…ような気がした。

形もまさに私が探していたようなものがあった。上の写真の、歪な形のものだ。「マッコウテーブル」という名前がついている。


それまで見てきたテーブルには、大きく分けて2つの“意図”を感じることが多かった。1つは、「コストカットをしよう」、もう1つは「かっこよくしよう」。

前者の意図が透けて見えるテーブルは、どこか物足りなさを覚えた。後者のタイプは、なんだか「仲良くなれない」ような気がした。これも香水と同じ。

このウッドユウライクカンパニーのテーブルからは、「これが私たちの考える、本当にいいテーブルなんです」という意思を感じることができた。必要としていたものを全て満たしていたし、何よりも仲良くなれそうに思えた。

椅子もまたとても良い。ぜひ座ってみてほしい。なんなら私のオフィスに座りにきてもらってもいい。


決して安くはないが、値段以上だと思っている。

2ヶ月の納期があったが、その間テーブルなし生活を強いられたとしても、購入する価値のあるテーブルだと感じた(よって、それまではミーティングはビーズクッションとバランスボールに座って行われていた)。


とてもいい買い物をした。


これから、このテーブルの上で、どのような議論が展開され、どのような新しいアイディアが生まれるのか、楽しみでならない。

くれぐれも、「机上の空論」にしないように注意しなければならない。


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