チームっていいな
もしあなたが、çanomaの一員として、私と一緒に働こうと思ったならば、覚悟しておかなければならないことが1つある。
それは、私が“壊滅的に”整理整頓ができない、ということだ。
ただ整理整頓ができない、というレベルではない。壊滅的に、だ。
壊滅的に整理整頓ができないのは昔からだ。中高時代を寮で過ごしたが、成績も素行もよかった私が整理整頓だけはずば抜けてできなかったことに、多くの先生方が首を傾げていたそうだ。
今になって思い返してみると、ただ整理整頓ができない、という訳ではなかった。
今でもよく覚えている、些細なエピソード。
美術の授業で、一枚の紙を切り抜いて折り目をつけ、のりしろで接合することで正多面体を作成するという課題が与えられたとき。周りはそつなくこなしていたが、私だけがどうしてもうまくのりでくっつけることができなかった。手垢でベタベタの、歪んだ立体が、長時間の格闘の末に出来上がった。
その時にふと、「みんなができることなのに、なぜ自分だけができないのだろう」と不思議に思った。
今仕事をしていても思うが、普通の人なら問題なくこなせるような些細なことが、うまくこなせない。そういったことは、私自身からしても簡単にできそうに見えることなのだが、実際にはうまくいかない。不思議だ。
それが、忙しくて他のことに気を取られていると、さらに恐ろしいミスを連発したりする。自分で自分が怖くなる。
そんなこんなで、ありえないくらいに周りに迷惑をかけて、しゅん、としてしまうことが多々ある。しゅん…
ここ最近、様々な方が、色々な形でçanomaに携わってくれている。人も雇ったし、定期的に手伝いに来てくれる人もいる。親身になってくれる外部のパートナー、無理なリクエストに笑顔で付き合ってくれるデザイナーやフォトグラファー、そして、学生インターンまで。
みんな、私ではできないことを、軽々とやってくれる。
そして、“壊滅的に”整理整頓ができない私なので、外でのミーティングから帰ってきて、きちんと整理整頓されたオフィスやピカピカのトイレを見るにつけ、
「魔法だ…」
と心の中でつぶやいている。
ビビデバビデブー。
多くの方は勘違いしているようだが、私は器用な人間ではない。むしろ、究極に不器用だ。スポーツだって、真っ直ぐ走る100m走くらいしかできなかった。カーブがあったり、ボールがあったりすると、途端にダメ。
しかし今になって思う、私が下手に器用だったら、自分であれこれやってしまい、どれもこれも“そこそこ”にしかならなかったのでは、と。
トイレも、「ピカ」くらいになっても、「ピカピカ」にはなっていなかったはずだ。
不器用であることは、もしかしたらとてもいいことなのかもしれない。躊躇なく人に頼れるし、何よりも、チームを組むと、思ってもみなかったような大きなことができる。
チームって、いいな。
とっても、いいな。
【çanoma取扱店】
TOMORROWLAND 渋谷／有楽町ルミネ／横浜ルミネ／横浜高島屋／名古屋ラシック／京都／京都BAL／大阪ルクア／神戸／福岡／アミュプラザ博多
Land of Tomorrow 心斎橋PARCO
Super A Market 青山／新宿
Nose Shop 新宿／銀座／池袋
https://noseshop.jp/?mode=cate&cbid=2681149&csid=0
ミヤシタパーク “The Editorial”
表参道 context TOKYO
千葉 Dresskinそごう店
大阪 Velvet
大阪 Tale Cocoon
京都 乙景
神戸 折角堂
恵比寿 Awake
名古屋 Amplir
富山 Green Room
寒河江 GEA
仙台 藤崎
小倉 Antenna
福岡 Birthday
長崎 HANAわくすい
大村 古々屋
岡山 Afelice
熊本 アクアブーケ
大分 Bellure
オンライン
センテンティア
ブランドçanoma（サノマ）のインスタグラムもぜひフォローしてください！
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？