【世界三大時計】オーデマピゲ 特徴とは?

こんにちは。yutaです。

今回は世界3大時計の最後の時計のブランドについて
紹介していきます。

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0.オーデマピゲについて

「世界3大時計」と呼ばれる内の一つである
オーデマピゲ。
「ロイヤルオーク」が非常に有名ですが、
ブランドの特徴はどんなものなのでしょうか?

1.創業からの歴史について

1875年、ジュール-ルイ・オーデマ (1851–1918)と
エドアール-オーギュスト・ピゲ(1853–1919)が
出身地のスイスのル・ブラッシュにアトリエを
オープンしました。

最初は複雑なムーブメントを作り、ジュネーブのブランドに
販売。その後、時計を作るようになります。

1875年の創業から現在に至るまで、創業者一族による
親族経営を行っています。

2.特徴について

複雑機構を搭載しながら小型化・薄型化を
追求しているブランドです。
過去の実績としてHPに挙げられているものは、
次の通りです。

・1921年:世界で最も薄い、厚さわずか1.32mmの
      懐中時計を開発。

・1938年:厚さ1.64mmの極薄手巻き式ムーブメントを開発。

・1950年代:複雑機構の小型化に成功。

・1957年:閏年を表示する初めてのパーペチュアルカレンダー搭載の
      腕時計を完成。

・1967年:世界で最も薄いセンターローターの
      自動巻きムーブメント「Cal.2120」を開発。
      世界一の薄さを誇るこのムーブメントは、複雑機構の
      追加などを可能とし、腕時計開発の可能性を大きく広げる。

・1978年:「Cal.2120」の採用によって、
      パーペチュアルカレンダーとして異例の薄さを
      誇る7.8mmの腕時計を開発。

・1986年:直径7.2m、厚さ:5.3mの
      世界最小トゥールビヨン搭載腕時計を発表。

・2006年:潤滑油を不要とする新機構の
      「APエスケープメント」を発表。

・2007年:超軽量で高い硬度を誇る新素材の
      「フォージドカーボン」を発表。

続いて、製作しているモデルなどの特徴です。

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1.ロイヤルオーク
   1972年、貴金属類で作られるのが当たり前であった時代に、
   ステンレススチールで高級でスポーティな時計を作り、
   高級時計の常識を覆すなどと言われ騒がれました。

   また、ラグジュアリースポーツウォッチという
   流れを作ったのはこのモデルです。
   ※通称「ラグスポ」と呼ばれています。

   その後、1976年のパテックフィリップ「ノーチラス」、
   1977年のヴァシュロンコンスタンタン「222」
   (現在のオーヴァーシーズの祖)といった流れを
   生み出しました。

   また、このモデルはジェラルド・ジェンタと呼ばれる
   デザイナーによってデザインされました。

   ◆ジェラルド・ジェンタとは?
    時計デザイナー。「時計界のピカソ」などと言われています。

    他にデザインした時計としては、
  →・パテックフィリップ 「ノーチラス」
    ※潜水艦「ノーチラス」号の船窓をイメージしたもの。
      ラグスポと呼ばれるモデルとなります。
      ロイヤルオークから4年後に発表されました。

     ・オメガ 「コンステレーション」
     ・IWC「インヂュニア」
     ・ブルガリ「ブルガリブルガリ」 などがあります。

    ラグジュアリースポーツウォッチという当時新しいジャンルを
    確立させる基盤を作ったのは、「ジェラルド・ジェンタ」である
    と言えると考えます。

2.CODE 11.59 バイ オーデマピゲ
   基本はラウンドタイプのレザーブレスレット。
   3針のシンプルなモデルから複雑機構を搭載したモデルまで
   様々なモデルがあります。
   タイプ毎にカラーのバリエーションがあります。

   2019年に発表された新しいモデルとなります。
   名前の由来としましては、

   ・挑戦(Challenge)
   ・継承(Own)、
   ・追求心(Dare)、
   ・進化(Evolve)といったコンセプトワードと、

   新たな1日が始まる直前を意味する11.59で構成される
   コレクション名となっています。

   丸型に見えますが、側面から見ると八角形のミドルケースが
   挟まっていたり、ドーム型の風防に加工が施されていて、
   見る角度によって見え方が変わる特徴があります。

   一見はドレスウォッチに見えますが、気づきにくいような
   特徴を施されているのがこのモデルです。

   「ロイヤルオーク」が有名ですが、こういったモデルも
   あります。

3.最後に

いかがでしたでしょうか。

紹介したモデルからは自分自身、挑戦というものが
感じられました。

複雑機構の小型・薄型化を目指しながらも新たな流れを
作ったり、試みと言えるようなモデルを作成したり…

まさに伝統と先進性を兼ね備えたと言えるのではと
考えます。

今日もご覧いただき、ありがとうございました。

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