Yuta Takahashi | ITエンジニア

IoT、ユビキタスが好きなITエンジニア。トビタテ!留学JAPAN第9期生。奈良先端大…

Yuta Takahashi | ITエンジニア

IoT、ユビキタスが好きなITエンジニア。トビタテ!留学JAPAN第9期生。奈良先端大でPh.D(工学)取得。出版企業の子会社でDXを推進中

最近の記事

2022年を振り返って

2023年になりました。 あけましておめでとうございます。高橋です。 1年の振り返り。毎年恒例にしたいので今年もやっていきます。 学生時代は『振り返る』という行為を軽視していましたが、社会人になってからその重要性を感じるようになりました。うちの上長からの譲り受けでもあったりしますが。 ある期間において何が起こって、何が良かったのか悪かったのか。それを認識することで、自身が前進できたのかを判断できます。上手く行かなかったときはその原因を深掘り改善することで、同じ過ちをでき

    • 「失敗から学ぶRDBの正しい歩き方」を読んだ感想

      リレーショナル・データベース(RDB)に関する技術書「失敗から学ぶRDBの正しい歩き方」を読み終えました。本書は先輩社員におすすめされた一冊です。現在、私はRDB周りを強化している最中でその一環で読みました。著者は、DBの界隈で有名な曽根壮大さん(通称、そーだいさん)です。 失敗から学ぶ RDBの正しい歩き方初版:2019年 出版社:技術評論社 著者:曽根壮大 ISBN:978-4-297-10408-5 概要 目次 感想本書は、実務でRDBの設計・運用保守を行

      • 鬱になってしまった博士課程からエンタメ企業へ―2021年を振り返って

        あけましておめでとうございます🎉 2022年となりました。2022は2×3×337と素因数分解でき、楔数(3つの素数の積)となるそうです。 昨年は生活環境が大きく変わった人生の転機の年となりました。奈良先端大にて博士課程(工学)を修了し、株式会社KADOKAWA Connectedの新卒第1期生として社会人デビューしました。 うだうだと長く学生生活を続けていたので社会に出て生きていけるのか心配でしたが、今はなんやかんや適合できて楽しく過ごせています。 そんなこともあり個

        • 「SQL実践入門 高速でわかりやすいクエリの書き方」を読んでみた感想

          業務でRDBMSを扱うことになりました。SQLをちょこちょこ扱うのですが、基本的な要点は知っているものの実務で使えるかというとまだ未熟と感じています。学びなおそうとと技術書を探したところ「SQL実践入門──高速でわかりやすいクエリの書き方」に出会いました。一通り読み終えましたので、感想として残しておきます。 この本は2016年のITエンジニア本大賞 技術書部門ベスト10に選出されています。 SQL実践入門──高速でわかりやすいクエリの書き方初版:2015年 出版社:技術

          新卒社会人が考える社会で必要な4つのスキル

           新年度から三ヶ月経ちました。新しい環境に移った人もそろそろ慣れてくる頃合いでしょう。私は今年度から社会人としてデビューしました。学生時代は一人でもどうにかなりましたが、今後は周りとの協力が一層重要となります。そのためには総合的なビジネススキルが欠かせません。社会ではどんなスキルが必要とされるのでしょうか。自分自身で整理するためにも、新社会人が身につけるべき(と思う)スキルをまとめてみました。 書くスキル 正しくてわかりやすい文章を書くスキルはメール,チャット,書類作成,議

          新卒社会人が考える社会で必要な4つのスキル

          オンライン会議とオフライン会議の違い

          今の日本社会ではリアルでの接触を避けるためにリモートでの仕事が増え、オンラインでの会議が主流となりました。初めてインターネットで通話する人もいるでしょうし,慣れていない人もまだたくさんいるでしょう。 コロナ以前でも多くの企業は業務上オンラインで会議していました。会議の議題,人数,参加者の距離,企業の規約などで使い分けがされていたと思います。例えば,進捗報告のような短時間のミーティングはオンライン,ディスカッション多めの報告会や大人数が参加する会議はオフラインとかですね。

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          DX(デジタルトランスフォーメーション)について探ってみる

          2020年に社会で注目され始めたワードとして「DX」というのがあります。DXは古い企業体質や業務内容をITシステムで改革するというニュアンスで使われています。 関連する代表的な例として,2020年9月頃に内閣府が行政手続きの押印を廃止すると要請したことで脱ハンコについて議論が交わされました。試算では9割の手続きはハンコが必要なく,日常的な契約は電子契約で済ませられることから実現できれば大幅な改革,つまりDXが行われたとなります。 この言葉を初めて目にしたとき「なんて読むん

          DX(デジタルトランスフォーメーション)について探ってみる