サンロッカーズ渋谷 :2019-20 第13節 VS 大阪エヴェッサ

Bリーグ、12月は試合数が多い過密スケジュール。自分も年末やら何やらでnoteに書くのを止めてしまい、第10節から第12節をトバし、第13節の大阪エヴェッサ戦からリスタートを。AWAY開催でしたのでDAZN観戦でした。

結果(GAME1)

2019-20 B1リーグ 第13節
2019.12.21(Sat) 15:05 Tip Off
大阪エヴェッサVS ●サンロッカーズ渋谷
@エディオンアリーナ大阪 入場者数 3,820人

サンロッカーズ渋谷、GAME1のスタートは、この5人。
ベンドラメ礼生#9
関野剛平#1
広瀬健太#24
ライアン・ケリー(Ryan Kelly)#34
セバスチャン・サイズ(Sebastian Saiz)#2

1Q 14-19
2Q 21-18
3Q 29-20
4Q 23-19
F 87-76

結果(GAME2)

2019-20 B1リーグ 第13節
2019.12.22(Sun) 13:05 Tip Off
大阪エヴェッサVS ●サンロッカーズ渋谷
@エディオンアリーナ大阪 入場者数 4,342人

GAME2のスタートは、この5人。
ベンドラメ礼生#9
山内盛久#32
杉浦佑成#14
セバスチャン・サイズ(Sebastian Saiz)#2
チャールズ・ジャクソン(Charles Jackson)#10

1Q 17-24
2Q 27-12
3Q 24-34
4Q 30-24
F 98-94

違和感を感じ始めた天皇杯二次ラウンドから今節まで

今節の2連敗で第12節GAME2の敗戦と合わせて3連敗。
今シーズン初めての3連敗。

何かがズレてきている・・・ような感覚があります。

思い返すと、11月30日~12月1日に行われた天皇杯二次ラウンドあたりから、試合の中で急にリズムを崩す場面が結構見られるような気がしています。

天皇杯二次ラウンド11月30日の群馬クレインサンダース戦の第1Q。
ちょっとギョっとするようなミスが重なり、いきなりの大ブレーキ。
モヤモヤする試合展開になるも結果として勝利。

続く12月1日の新潟アルビレックスBB戦の第2Q。
こちらもミスが重なって重たい雰囲気に。
第4Qで何とかカムバックしたことで結果として勝利。

12月9日、Bリーグ第10節の島根スサノオマジックとのGAME2第1Q。
いきなりの13点ランを許す。
得点を決めきれない流れが続くも第4Qの3pt攻勢で突き放して結果として勝利。

12月11日の宿敵アルバルク東京との第11節。
第4Qの最終盤。
ミスもあり、畳みかけられて土壇場の逆転を許して敗戦。

12月15日の滋賀レイクスターズとの第12節GAME2。
第4Q、11点ランを許し、相手の流れを止めきれず敗戦。

そして、今節。
サンロッカーズ所属のジョシュ・ハレルソン(Josh Harrellson)選手、アイラ・ブラウン(Ira Brown)選手のオフェンスを止めきれず。
GAME2は最終局面でのターンオーバーで万事休す。

・・・と内容の悪かった部分だけを書き連ねると、かなりマズそうな危機的状況のようですが、当然に良い場面も多くあり、そこまでかと言うと・・・一概に言っていいのか逡巡する部分もありながら・・・。

試合の中でタイムシェアできている部分が多いとはいえ、過密スケジュールの中でかなりフィジカルでハードなバスケットボールをやっていることは間違いないと思うので、疲労が蓄積してきているのか・・・。

いずれにしても、調子を落としてきているのは事実っぽい気が。

レオが今シーズンよく言っている「10点差をつけたら20点差まで、20点差つけたら30点差まで」という話。

とても難しいことを自分たちに課していると思います。

勝負の世界、"たられば"はナンセンスかもですが、もう少しの時間、流れをキープできていたら・・・という敗戦が3つ続いている印象です。

妻が言っていたのですが、ムーさん(伊佐HC)確かにちょっとやせた気も・・・。

勝ち負けで語られざるを得ない世界、なかなかに厳しい。

”意味”を問い続ける、ベンドラメ礼生

今シーズン、レオは自身に対して”意味”を問い続けているような気がする。

レオは、おそらく間違いなく、リーグでの躍進はもちろんのこと、東京五輪を目指して闘っている。

バスケ日本代表のピュアなPGといえば現状は、富樫選手(千葉)と竜青こと篠山選手(川崎)。

両選手、タイプは違えど共通するのは"安定感"なのではと感じる。

そしてそれはたぶん、日本代表のチームが求めているPG像にも合致している模様。

一方で最近のレオは、時折ターンオーバーが目立つ場面が正直ある。

まず日本代表に選出されるためには、ニーズに適う安定的なプレイを重ねたほうが近道なのではないだろうかという考えも出てきそうではある。

しかし、おそらくたぶん、レオは自身に対して"意味"を問い続けているのだと思う。

"安定感"を日本代表にもたらす、"安定感"をもってして富樫選手と篠山選手に割って入る、それが自身の"意味"なのかを問い続けているように、少なくとも自分には見える。

2人にはない、レオだけの個性であり"強み"があるはずで、現にあると思う。

その1つとしてオフェンス・ディフェンスを問わない独特な"インスピレーション"があるように思う。

"インスピレーション"に拠るプレイは1つのターンオーバーになる可能性はあるし、ともすると流れを相手に譲り渡す可能性もある。
その一方で、"インスピレーション"に拠るプレイはゲームハイライトになる可能性もあるし、それはチームに勢いをもたらし、試合の流れを手繰り寄せることに繋がると思う。

日本代表は先のW杯では、結果として全ての試合で敗戦を喫した。

このままでは"世界"とは・・・という課題意識をレオ自身も持っているのだとも思う。

レオは今、その課題意識と自身の"意味"や"価値観"のすり合わせに向かい合っているのではないだろうか。

レオは今シーズン、サンロッカーズ渋谷のキャプテンを担っている。

試合開始前、タイムアウトの終わりにレオがチームにコールする掛け声は、「1・2・3 Win!」

"勝利"のために。

どうあれ"勝利"は道を拓く。

まずは次節、そして天皇杯、チャンピオンシップ。

チームに"勝利"をもたらすプレイヤーが日本代表になってほしい。

結果を出してほしい。レオにはできる。

・・・って、まあ、私の勝手な個人的妄想ですが笑

悲報と朗報

12月15日の滋賀レイクスターズ戦で田渡くんが負傷。
右膝内側側副靭帯損傷で全治未定の怪我とのこと・・・。

田渡くんは外角のシュートのみならず、ボールハンドラーとしての役割、ペイントエリア付近にアタックする際のハンドリングなどに非常に安定感がある点を、自分としてはとても頼もしく感じていて、今シーズンのサンロッカーズのオフェンス面を底堅く支えていたと思うので、とても残念というかチームとしても痛手であることは間違いなく・・・。

重量級の外国籍選手の体重がモロに膝に・・・という感じだったのでとても心配。

心配だ・・・。

一方で、朗報としては特別指定選手として昨シーズンに続き、盛實海翔選手が合流!

昨シーズンの堂々たるプレイの数々は鮮烈に記憶していますし、先日まで行われていたインカレでは惜しくも優勝ならずの準優勝でしたが、敢闘賞・MIP賞・3pt王を受賞と大活躍。

今シーズンのサンロッカーズでも刺激的なピースとして躍動してくれるはず。

頼むぜ、海翔くん。

自分はサンロッカーズ渋谷を応援しています

サンロッカーズ渋谷は東地区で3位(勝率では千葉と並ぶも対戦成績で)。

今日は同地区のレバンガ北海道との試合。

なんとか連敗を止めたいところ。

DAZNで観戦します。

自分はサンロッカーズ渋谷を応援しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?