音声配信チャレンジ#4(リモート収録)がアップされました

Welcome to Small Meeting~はたらく人と「あるある」と「ありあり」をお話しする~
と題してチャレンジしている音声配信の第4回目がアップされました。

前回から、世界がこのような状況下にあることもあって、ZOOMを利用してのリモート収録を行っています。(収録日:2020年3月12日)

前回の内容紹介noteはコチラ↓

今回は前回に引き続き、ゲストにヤツカハナコさんをお迎えして、「新生活を迎えるはたらく人へのオススメ本(後編)」ということでお話してみました。

まずは、ヤツカさんが開催されている読書会についてのお話。
ヤツカさんは同僚の方々と月に1冊の課題図書について、週に1回その本についての感想諸々をシェアする機会を持っているとのこと。

読書って、孤独というとアレですが、基本的には1人で行うものというイメージが自分にはある。
その一方で”読書会”という言葉は結構聞くけど、自分は参加したことはなくて。

そこで「ヤツカさんにとって読書会ってどんなコミュニティなんですか?」と直球な質問から話を始めてみました。

なかなか習慣を持つことって難しいけれど、誰かと一緒に取り組むことで習慣化にプラスになることも多いのだそう。
確かに「みんなとやる」ことでの連帯感が、自分の1歩目を踏み出すことを後押ししてもらえることってあるのだと思う。
逆に言うと、1歩目の後押しの集合が連帯感を生んでいるのだとも。
一度習慣化するとそれを続けることで気持ちも安定していくということで、アスリートのルーティンみたいなものが、自身にも小さくカタチづくられていくのかもしれない。

また、課題図書に書かれていたことがメンバーの中での共通言語となっていることもあるそう。
紹介いただいた「ワン・シング 一点集中がもたらす驚きの効果」でいうと、「ワン・シングだよ!」ということで、相手に一言でニュアンスをパっと伝えることができるとのこと。
共通言語っていろいろなシーンであるけど、連帯感やつながりを強くしていく機能を持っていると思う。
連帯感やつながりは、”安心”に結びつくはず。
やっぱり安心であることは、コミュニティの基礎中の基礎ということなのだと感じた。

印象的だったのは、
「人のメガネで世界を見てみる」
というお話。
同じ本を読んでも、自分が響いたところと誰かが響いたところって、同じこともあれば違うこともある。
誰かの視点で響いたところを知ることで、自分の視点では気づかなかったことに気づけたり、それが自分にとっての新しい学びになったりすることもあるのだそう。
また、それぞれが響いたところは、そのバックグラウンドやそれぞれの状態にも依る面もあるので、コミュニケーションのキッカケにもなるとのこと。

「覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰」池田貴将

「吉田松陰って江戸時代から明治の人ですよね?」と思わず言ってしまったのですが・・・”幕末”という言葉がスッと出てこない自分よ・・・。
幕末という時代の転換期に、転換をリードするような人物を教えいた吉田松陰の言葉、その多くが今のビジネス本に書かれているような普遍的なものが多くて、読んでみたいなと思いました。
「おみくじスタイル」で読むのもアリっぽいです。

「ワン・シング 一点集中がもたらす驚きの効果」ゲアリー・ケラー,ジェイ・パパザン

今、一点集中すべきことは何かを考えることについて書かれた本。
お話の中にあった「自分のドミノの1枚目は?」という問い、いろいろなところでその切り口で考えてみると足取りが軽くなるかもと思います。

というわけで、前編・後編に分けて「新生活を迎えるはたらく人へのオススメ本」というテーマでヤツカさんとお話しさせていただきました。
ヤツカさん、ありがとうございました!

次回は「音楽」をテーマとしたお話です(収録済)。


オマケと言うにはアレですが、自分が最近読んだ本はコチラ↓

「サードドア 精神的資産のふやし方」アレックス・バナヤン

いつだって、そこにある「成功への抜け道」
何者でもない自分の、何者かになる物語。

「本当のところ、自分は何に興味があるのか」
「成功している彼らは、どうやってその1歩目を踏み出したのか」
誰しも一度はアタマに思い浮かべたことのある問いの、答えを探すことをミッションにした大学生の自伝的作品です。

自分的には”エナジードリンク本”(とても好き)だと思うのですが、グイっと読み進めるごとに、チャレンジすることへの勇気が湧いてくるような気持ちになりました。
自分が思ったところだと、帯にガッツリ「抜け道」とありますが、「抜け道」というとどこか”裏ワザ”とか”ズル”みたいなニュアンスが少々見え隠れする気もするのですが、書かれているほとんどは真っ当な”1つのやり方”という感じがします。

AlexさんがHIPHOPアーティストのPitbullにインタビューする一節があって、好きだなと思った部分をコッソリ引用すると

自分が好きなところをコッソリ引用すると、

僕たちの会話は続き、ピットブルは生きている限り見習いで居続けたいと繰り返した。
王様のようにレコード会社を渡り歩く日がある一方で、別の日には、見習いとしてメモを取りながらアップルやグーグルの通路を歩くのさ、と彼は言う。
今の彼があるのはこの2つの顔があるおかげだ。ピットブルの成功を維持するカギは、常に見習いでいたいと言う姿勢にあった。
それは、学びに対して謙虚でいるということだ。

いやいや、見習いだとしてもスケールがすげえな・・・とも思いながらも、「学びに対して謙虚でいる」ということはとても大切だなと改めて感じました。

知らないというだけで、なぜか不審がったり、ともすると嫌ったりしてしまいそうになることって、正直なんとなーく身に覚えがあったりもしますが、知らないことは、知ったり学んだりして判断する必要があると最近意識的に考えるようになりました。
一方で、知らないからこそ思い切ったアクションが取れるというパターンもあると思うのですが、いずれにしても、学びに対して謙虚であることは道を拓くのではないかと思っています。

これも改めて読書感想文として書きたいな。
この本も「新生活オススメ本」的にもいい感じだと思います。


今回の件で、今までどおりではなかなか前に進みづらい感触を感じてはいますが、勉強しながら考えながら試しながら・・・を積み重ねていきたいものですね。
がんばりましょう。

それでは。

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