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キヤノンを退職してキャディにJoinしました!

2020年3月15日をもってキヤノン株式会社を退職し、2020年3月16日よりキャディ株式会社に入社致しました。せっかくの機会なので働きはじめてからの5年間を振り返りたいと思います。

就職活動期間

キャリアについて真剣に向き合ったのは、大学3年の就職活動からでした。経済学部であったこともあり、金融機関などをチェックしていました。色々な企業のお話を聞く中で、"技術へのこだわり"を熱く語ってる人に惹かれるなと思い、メーカーに入って"技術を活かせる素敵なサービスを作りたい"という野望がメラメラ湧いてきました。

メーカーの中でキヤノンに入社した理由を振り返ると、①特許の数もトップクラスで最先端技術に触れる機会が多そう、②若くから海外で働くことができそう、③OB訪問などでお会いする人に惹かれた、という3つの点からでした。当時の判断は、振り返っても人生最高の決断で、もう一度就職活動をやり直すとしてもキヤノンに入ります!

インド期間

キヤノンから内定を頂いた時に、"いきなり大きな企業入っても良し悪しも分からないので、一旦もう少し小さい企業で修業しよう"と考え、大学4年生の時はインドのオフショア開発会社でインターンをしておりました。快く送り出してくれたキヤノンの新卒担当の皆様へは感謝の想いでいっぱいです。

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インド時代は、ケララ州という南インドの30人程のオフショア開発会社でインターンをしながら、アーユルヴェーダを勉強してました。実際には、日本の企業から依頼を受けて、案件をエンジニアと一緒に対応してました。言語の壁・技術知識の壁もあり、ドットインストールでキャッチアップする日々で、絵を書いて伝える技術がめちゃくちゃ向上しました。

最初の1ヶ月は慣れない環境に困ってましたが、英語1時間・ヨガ1時間・プログラミング2時間と、自分ルールを作ってから生活は安定していきました。平日の生活が安定すると、週末も仕事もどんどん楽しくなる正のループでしたね。日々の習慣が自分自身を形作るという意識の原体験にもなってます。そろそろインドが恋しい今日この頃です。

キヤノンでの5年間

キヤノンでの5年間は本当に楽しみに満ち溢れた期間でした。挑戦はどんどん受け入れてくれる環境で、SCM・Sales・Strategyと多くのロールをやらせて頂きました。プリンターのことを考え続けた日々で、プライベートでどこに行っても①プリンタ②使用用途③月間想定印刷量は見てしまいますね。

中でも一番の経験はシカゴでの営業時代でした。寒いという体験はあんまりしたことなく、北海道よりちょい寒い位のイメージでしたが、完全に誤算でした。-20℃を下回ると、寒過ぎて冷気が革靴を突き抜けてくるんですね。さらに、Windy Cityの名前を持つだけあって、風も半端ないです。。日本から持っていった防寒最強セットを10月の時点でフル装備した時は結構絶望しました。

仕事はというと、モノを売るということにフォーカスしてた立上げ期は中々に苦しんでました。予算の数字もそこそこ大変でしたが、何よりお客様に向き合えてなかったです。

1つ転機となるエピソードがあります。たまたまお伺いしたお客様で、展示会開催直前にトラブルでパンフレットが届かないことが判明しました。配送が別の拠点に届いてしまい、開催のまさに直前に気づかれたとのことです。時間制約もあったので、地域に点在する社内のモデルルームで印刷を行いました。お客様と手分けして受け取り、何とか展示会開始までに予定数渡し終えた時の達成感は今でも覚えてます。お客様と共通の課題に取り組むと、取引先という垣根を超えたチームになれる、という経験は営業の活力をくれます。

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写真は会社のパーティーの時のものですが、セールスチームの身体の大きさと圧には完敗でした。後ろのバンドも会社のメンバーなのですが、上手過ぎてビビります!

熱くなるスタートアップへの想い

インドでプログラミングに出会い、働きながら独学で勉強はしていたものの、一念発起してプログラミングスクールG's Academyに参加しました。6ケ月の間週20時間をコミットし続けるのは中々大変でしたが、思い通りにモノが動くという体験は代え難いもので、楽しい日々でした。Hello Worldからはじまって、ものがどんどん動いていく感じ、、みるみる没頭してました。エンジニアの人々は意識して夜型な訳ではなく、作業して気づいたら夜になってるんだなと学びました。

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写真はGGA(Global Geek Audition)と呼ばれる卒業制作ピッチコンテストの際のものです。働きながらサービス開発を学びたい方はおススメです! 


当時の記事を引っ張り出してみましたが、下の方にサービス紹介が載ってます。行った街でやりたいことを入力すると、おすすめのプランが返ってくるBotサービスです。

毎週技術を磨いたり描いたサービスを実装するのも本当に楽しかったですが、社会の負を解決したいという熱い仲間に巡り合えたことが最高でした。こんなサービスどうかなと意見を交換しあって、いいねとなってきたら、次の瞬間には「作ってみたんだけどさー」となるテンポ感はたまらないですね。どんどん挑戦する仲間の姿を目にして、社会課題に立ち向かうスタートアップに飛び込みたいという想いが自分の中で沸々と湧き上がってきました。

なぜキャディを選んだのか

サービスを通じて社会に価値を与えられるような仕事を模索している時に出会ったのがキャディでした。社長の加藤のツイートをたまたま見つけて会社を検索し、"モノづくりのポテンシャルを解放する"というミッションに出会いました。

スタートアップで働きたいという希望と、モノづくり産業に貢献できる仕事でありたいという希望がうまくハマり、これは申し込むしかないと速攻面談希望を送ってました。今までのキャリアや興味が上手くつながり、"Connecting The Dots"した!、とテンション上がっていたのを覚えております。一番刺さったのは、ただサービスを提供するのではなくオペレーションも含めて全体で価値を提供してく、Whole Productという概念です。普段の仕事において、何となく考えていた言葉が見事に言語化されており衝撃を受けました。

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転職するにあたって決め手は何だったのとよく聞かれますが、自分の場合は以下の4つでした。

1. 会社の解きたい課題のスケール感
2. 課題に向かうサービスへの共感
3. 一緒に働くメンバーへのワクワク感
4. 会社のカルチャーのフィット

今後の仕事に向けて

受発注の発注サイドで戦略・企画・オペレーションなどを幅広く担当しております。入社して2週間ですが、周りの優しさに助けられ日々仕事をしております。同時にモノづくりや加工の奥深さを痛感する毎日でもあります。

実際のプロダクトやサービスについてはぜひ以下の記事を見てください(丸投げ)。長いですが、向き合っている課題・サービスなど、盛りだくさんの内容になってます。

最後に一言

どんなチャレンジをしていても応援してくれる学生時代からの友人、温かく送り出してくれたキヤノンの皆様、そして日々支え続けてくれる家族に心からの感謝を込めて、次の5年間も素敵な日々にしていきたいと思います。

ちなみにですが、こちらが偶然ツイッターで出会った会社案内です。会社のことや仕事内容などいつでも聞いてください。一緒に働いてくれる方は絶賛大募集中です!!



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