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適切な距離感が分からなかったわたしが、その原因に気付いたお話【距離感が分からない】

こんにちは、ほそのゆうた🕊です。

人との適切な距離感って難しくないですか?

「もう少し踏み込んでも大丈夫」と思って話を続けたら、あからさまに不機嫌になって、口調もかなりに厳しくなって、「ああ~、またやらかした~~~」となった経験が、わたしには山ほどあります。

そんな経験をするたびに、
「人との適切な距離感って難しい。。」
「人との距離感が分からない・・」
と感じていました。

そんなわたしですが、最近ある大きな事実に気付きました。
「ああ、これが距離感が分からなかった原因か!」
と、大きな気づきがありました。


■距離感がバグってる原因

結論から言います。
わたしの距離感がバグっていた原因は、『好奇心が高くなると、気持ちを抑えられなくなるから』です。「聞いてみたい!」「もっと深堀したい!」「どうしてもこれを伝えたい!」のように好奇心がそそられると、相手が嫌がっていることにも気付かず、行き過ぎた発言をしてしまい、関係性を壊してしまいました。

ここからは、わたしがやらかしたエピソードをもとにお話します

①高校1年生のとき、ホームルーム中に殴られたお話

学級委員だったわたしは、前に立ってホームルームの司会をしていました。なんの議題だったかはもう忘れてしまったんですが、クラスメイト全員が見ている前で、部活が同じでそれなりに仲の良かった友達をからかいました。今までキレられたことはなかったし、いつもと同じぐらいの軽いノリ・・・のつもりでした。

なんと彼は、顔を真っ赤にして教壇の前まで歩いてきます。そして、バコッ!

思い切り殴られました。
隣に先生がいたのに殴るぐらいですから、ガチのマジで怒り心頭だったんでしょう。

彼があそこまで怒るのは見たことがなかったのですが、ホームルーム中にクラス全員の前でからかわれたことで、限界を超えたんだと思います

②中学のときに、ガチギレした先生に1時間説教されたお話

わたしは先生とおしゃべりするのが大好きで、あの日の休み時間も先生とおしゃべりしていました。
きっかけは忘れてしまったんですが、結婚の話になったんです。で、友達といっしょにおふざけのつもりで「先生は、バツ1?バツ2?笑」と離婚したかのような質問をしました。

話が終わってから10分後、次の授業の先生を待っていると、さっきの先生が顔を真っ赤にしてわたしと友達を別室に呼び出します。
「バツ1とはなんだ!!!」
次の授業が終わるまで1時間近く、説教され続けました。。

その先生が離婚していたかどうかは分かりませんが、少なくとも『怒りっぽい先生』ではありませんでした。

先ほどの友達と同じで、今まで我慢して聞き流していたものが、「バツ1」というフレーズで限界突破したのだと思います。

③質問しすぎてキレられる

今までのエピソードは学生時代だったので、最後は大人になってからのエピソードを。といっても、このエピソードは多すぎて数えきれないのですが。

わたしは、気になったことをトコトン追及したくなるタイプです。しかも、ことばの裏を考えすぎる人間なので、「それ矛盾してない?」「こういう場合はどうするんだろう?」みたいに、気になることがどんどん出てきて、終わることのない質問の雨を降らせてしまいます

人によっては重箱の隅をつつかれていると感じると思います。
わたしは重箱の隅をつついているつもりはなくて、細かい疑問すべてを解決したところに問題の本質があると信じているからなのですが、最初に出たシンプルな結論こそが本質と考えている人からすると、何度も似たような質問をされたら、とてもイライラするでしょうね

よくあるパターンとして、最初の数回は変な空気にならずに回答してもらえます。しかし、質問が3回、4回と続くにつれて、口調がきつくなったり、返信のスピードが遅くなります。そして、最後には「いい加減にしろ!」と怒られたり、「そんな質問して何の意味があるんですか。もっと○○してください」と、静かにキレられます

わたしは怒られてやっと、「あ! また踏み込みすぎた・・」と気づき、反省するのですが、後悔すでに遅し。関係はぎくしゃくしてしまいます。


・・・


■じゃあ、どうすれば良いの?

ここまで、距離感がバグってるせいで関係を壊した3つのエピソードを紹介しました。

じゃあ、この悩みを解消するには、どうすれば良いんでしょうか?

わたしが最初にひらめいたのは、
『言い過ぎそうになったら、我慢する』
なんですが、はっきり言います。これは無理です。。。

人はみんな感性が違う

わたしは、見た目の話をされてもなんとも思いません。
毛深いねとか、太ったねとか、カッコ悪いねとか、センスがないねとか言われても、「まあねえ~」ぐらいで気にもとめません。

ですが当然、そこに敏感に反応する人もいるじゃないですか。

たとえば、日常会話的なノリで、「あれ、ちょっと太った?」ときいたとしても、相手にとっては許すまじ暴言になるうるのですよね

※体型に関することは逆鱗に触れやすいので、さすがのわたしでも不用意に言わないよう気を付けてます・・笑

人はみんな感性が違うので、これは仕方のないことだと思います。
もしわたしが先生で、生徒に「バツ1?笑」って聞かれても、「あはは、そうかもなあ~笑」ぐらいでまったく気にしないでしょう。でも、あの先生にとって「バツ1」は禁止ワードだったんです

つまり、自分の尺度で『言い過ぎ』か『言い過ぎではない』かを判断するのは無理です

好奇心は、簡単には止められない

それに、1度『気になるモード』に入ると、抑えるのがかなり難しいです。自分は知りたくて(話したくて)たまらない状態になるなので、「これ言ったら怒られるかもしれないけど・・・言っちゃえ!」となって失敗した経験もたくさんあります。
好奇心MAXになってから気持ちを制御するのは、無理じゃないか?とすら思います


・・・


■相手との価値観の違いを意識する

じゃあ、どうすればよいの?という話なんですが、私がたどり着いた答えは、

◎自分と相手との価値観の違いをつねに意識する

もっと具体的に言うと、

✅価値観が遠い人には、日ごろから控えめに接する

です。

いちど好奇心モードになると止められないので、つねにブレーキをかけながら接するということですね。「この人とはちょっと考え方違うかもなあ~」と感じていた人と久しぶりに話をしたとき、思った以上に話が弾んで暴走して逆鱗に触れる経験をなんどもしています。

日ごろから価値観の違いに敏感になって、いちどでも「なーんか違う!」と思った相手とは、一定の距離を保って控えめに接することをおススメします。

価値観が近い人なら、万が一怒らせても何とかなるもんです。もちろん、そのときは誠意をもって謝ることが大前提ですよ!

まずは自分の価値観を知ること

当然といっちゃ当然ですが、価値観の違いに敏感になるには、自分の価値観を知ることが必要不可欠です。

✅自分がどういうことに興味があるのか
✅どんな話題になると好奇心を止められなくなるか
✅自分が大事にしていることは何か

など、ある程度理解しているのが理想です。

自分の価値観をちゃんと理解できていると、立ち直りが早くなります

「ああ、距離感がおかしいせいでまた嫌われた・・」と思わずに、「わたしはこの話題にかなり興味があったけど、この人にとっては地雷だったのね」と、冷静に判断できるようになるからです。

10年前のわたしと、今のわたしを比べると、立ち直りまでにかかる時間が3日は短くなりました

「自分の価値観なんて分からないよ・・」という方は、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。わたしが自分の価値観を取り戻すまでに取り組んだことを紹介しています


以上、{人との距離感がバグってるわたしが、その原因に気付いたお話}でした。
ここまでお読みいただきありがとうございました



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