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偉大な先人達♯17

僕には5歳離れた兄がいる。

兄は高校卒業後に調理師の専門学校に行き
東京の星つきのレストランに就職。
その後福岡に戻り
料理長として
その当時のカフェブームの先駆けの
お店で料理長をしていた。
その隣にも居酒屋があり
連日満席の超がつく繁盛店。

料理長を務めていた
そのカフェはランチタイムになると
開店後すぐに満席になるお店だった。

ひょんなキッカケでそのカフェで
僕も働くようになり
飲食人としてのキャリアがスタートした。

毎日多忙を極め
朝9時〜夜中の3時まで働いていた。

料理長の兄も同じような時間帯で働き
ランチタイムが終わったあとに
糸島まで買い出しに行くこともあった。

その当時の駆け出しの僕には
あまり理解できなかった。

『業者に頼めばいいのに』

『毎日仕入れに行って意味ある?』

『生き急ぐように毎日忙しく働いて
仕事楽しいのかな?』

と側から見ていて感じていた。

だか月日が経ち
その立場に近づけば近づく程
その意味が理解でき
僕自身も同じような働き方をしている。

自分が良いと思うものや
旬の食材は足を運んで
実際に見て
自分で調理し
食材と向き合いながら
試行錯誤する。

そんな事をやりながら
通常のオペレーションもあるのだから
それは時間が膨大にかかる。

それでも自身の仕事の哲学や信念が
そうであれば
時間やかかる労力は
苦ではなく
好きだからやってるに他ならない。
それに勝る成長は無い


ソムリエの試験勉強をすればするほど
合格した人たちの血の滲むような
努力が垣間見える。

人の立場を分かったつもりでも
実際に相手の立場にならなければ
分からない事がほとんどだ。

そしてその立場にたったとき
初めて、苦悩や努力の背景
何のためにやるのかが少しだけ理解できる。

年を重ね
若い頃に憧れた
先人達の年齢近づき
今の自分がどれだけの人になれたのか?

兄と会う機会はほとんど無く
まともに話したのもいつか分からない。

僕という飲食人の礎を気づいたのは
そのカフェで働いたからこそ
兄と働いたからこそだ。
喧嘩もたくさんして
その隣にいてくれた先輩にも
たくさん迷惑をかけたが
たくさん支えてくれた。

偉大な先人達に敬意を払い
僕もまたその先人達のように
だれかの人生に影響を与えられる
自分で在りたい。
そして夢を形にしていく。


2023年目標
①ソムリエ試験合格
 (1)毎日1時間 (57%)

②2024年 3月1日開業の準備
 (1)資金調達
 (2)事業計画書作成
 (3)タスクをスケジュールに落とす
 (4)会う人リスト作成

③個人インスタフォロワー1000人
 (1)個人インスタコンセプト再構築
 (2)毎日出勤前に更新

④目標振り返りの日を作る
 (1)毎週日曜のnoteでの振り返り

⑤寝る前のスケジュール確認

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