歌詞を書くタイミング

LiNk It All　ユータです。
僕の中では音楽をやる以上は自分の中にある何かを形にしてアウトプットしていきたいと思うのです。このブログも同じようなアウトプットですが、歌い手として「歌のうまさ」や「表現力」のほかにも「歌詞の世界観」は大事だなぁと思ってます。

どんな時に書こうと思うのか、どんなことを書こうと思うのか、どのようにして書いていくのかなどを記していければと思います。

・結論的に曲名は何でも良い

全くもって全てをひっくり返すような表題ですが💧逆に言うとそれだけ重要だとも言える気がします。
僕がボイストレーニングのレッスンに通っていた時、作詞作曲の勉強も含めその時にヒットしていた曲から昔の曲までいろいろなアーティストさんの歌詞を手書きで映していた時がありました。（ただ写していく作業w）
恋愛、失恋、日常生活、応援ソングと「〇〇の歌」と
言うといろんな歌詞があるなぁと思いながら
自分は何について書こうか？と考えていました。
どんな曲にも言いたいことがあってそれを補うシーンがある
そのイメージを音や歌にのせている。
それを一言で言ったものが曲名（タイトル）になる。と思ってます。

・どんなことが言いたいのか

個人的にRADWIMPSの歌詞の世界感が好きなんです。
「携帯電話」という曲があるのですが下記に抜粋

”こんなものが無ければ
今日も僕は一人だと思い知らされることもなく生きけたんだろう　
だけどこんなものがあるから
今日もどこかの誰かのポッケの中に僕の居場所があるんだろう”

「こんな曲名からこんなことを連想するのか⁉️」と思いましたw

最終的に言いたいことは「自分の居場所」ということだと思うのですが、
それを「携帯電話」を使って書いています。
この曲ができた当時はまだガラケーが主流したが
連絡手段はメールが主だったと思います。
今みたいなLINEみたいにリアルタイムとはまた違い
待ち時間が愛しかったり寂しかったりしてたような気がします。
2010年リリースの曲ですが
「携帯依存症」を説明する代名詞みたいな曲だと感じたのを覚えています。

・妄想

ある時に「消しゴム」ってタイトルで歌詞書くとしたらどんな感じだろうか？
と思ったことがあり、
それから身の回りの物や言葉や
時間・空気感みたいな物を意識するようになり
自分の中で物語にするイメージをする練習をしてました。
いわゆる妄想ですねw
ちなみに、消しゴムで考えてたのは
「いつも授業中隣に座ってくる相手は消しゴムを借りてくけど、
次第にその相手のことが気になってしまう」
とか
「一歩踏み出せないモヤモヤをノートに書き出して
自分の中から消して前に進むんだ」
とか(笑)

妄想って大事です(　-`ω-)✧ﾄﾞﾔｯ（変態w）

さすがに実体験のみだけでは書ききれませんし
行き過ぎた妄想では聞いている人も「？」でしょう(笑)
どんな歌でも共感できないと聞き入れてもらえない気がします。
タイトルから共感してもらえそうな妄想を連想していく。
こういう書き方は面白くて好きです✨

・日常の風景、心に残った言葉、曲のイメージ

仕事柄外回りをするのでいろんな風景や状況を見る機会が多いのですが
「空蝉橋」という橋を見つけて”変わった名前の橋だな”と印象的に思いました。
そこからUTSUSEMIというタイトルで何か書きたいなと思いました。
はたまた無料マンガアプリで読んでいる中で
魔道士が使う呪文の名前が
「アナザーサン」というかっこいい魔法を放つシーンがあったので
”あっ、これで何か書こう”と思いました。（厨二病かもしれないw）
LiNk It Allでは僕とGt.kobaとBa.hisuiがちょこちょこ作曲をするのですが
二人のは仮オケで上がってくるので作曲のイメージと曲の雰囲気を聴きながら
歌詞を考えていきます。
イメージを音にして表現するってすごいなぁといつも思います。

・色々なものがつながって糧になる

結果的に日々過ごしている中で材料は色々転がっててそれを自分が拾えるか？
という話にもなってしまう気がしますが、
多分自分の頭の中で
「あーすればいいのに」「こーなったら素敵だなぁ」
「あーなるのはおかしい」「その言葉は悲しい感じがする」
とずっと考えているんだと思います。
世の中に目を向ければ不満はあるし、好きな人ができたら一緒にいたいとか、
老若男女頑張っている姿は素敵だし、
自分の中に無い考え方を聞くと”なるほど💡”と思います。

こういうのをアウトプットして行って、
共感し合ったり　ぶつかってみたり　
励ましあったり　高め合っていけるようなことを
改めて音楽・歌・バンドメンバーを通してやっていきたいなぁと思います。