見出し画像

全くの初心者がDTMのDSKを DIYで作る

LiNk It All のユータです。はい、DSKとはデスクです(笑)
昨年の9月にYAMAHA MG10XUFというミキサーを購入したのがきっかけでした。

作業デスクが狭い!!(゚Д゚;)

当時の環境。右側には電子ピアノ。

まず、ミキサーがでかい(笑)13inchのMacBook並みの大きさがあるのです。
当時はMacBookに歌詞など表示。PCモニターで編集する。
みたいな感じでした。
この写真での一番の問題が
「ピアノの打ち込みする時、面倒だな・・・」ヽ(`Д´#)ノPCトーイーヨ‼︎
つくづく自分はやりたいことに集中するために環境整備したがるなと思いますw
とりあえず、作業デスクを探す日々になります。

DTMのデスクを調べる

ネットで「DTM 机」と調べると色々な方の環境画像が出てきました。

皆さんの創意工夫を参考にさせていただきました。
え?自作すんの?

先にも書いた通り電子ピアノ を使って打ち込みをしたかったので
基本的にはピアノとデスクを一体にしたかった。
既に作られたDTM用のディスクも販売していますかかなり高額です。
( -᷄ω-᷅ )高ぇ〜

YouTubeとかで検索すると結構 DIYで作ってしまう方がいて
しかも普段 DIYをしたことがない方もいました。
当初はいろいろと考えてましたが「 やろうと思えばできるんじゃないか?」
と考えても仕方がないと思ったので材料や形などを考えながら作り方を調べ
作ることにしました。

・ 簡単でも良いので製図を作る

長さは大きさ高さなどを決めて、まずは簡単に3面図で製図しました。

あとで判明したのがスライドする天板の長さを間違えてました。
ってゆーか、久々描いたw

まずはピアノの大きさを測りそれを覆うようにしてデスクを作ろうと考えました。
その他にもPCディスプレイやミキサーやMacBookの大きさを図り
製図に書き込んでいきます。
理想を言えばピアノを動かせるようにしたかったのですが
作業する高さやピアノ を弾いているときに動かないほうがいいと思ったので
ピアノ覆っている天板の部分をスライドさせるようにしました。

・材料探しと予算組み

理想の形ができても作成した結果購入した方が安かった場合は
やめようと思っていました。(笑)だって、大変そうなんだもん。( ˘•ω•˘ )
作成には木材を使用する予定だったので種類や厚さや値段などを調べた結果
選んだものは集成材 25ミリのものでした。(歪んで欲しくないので少し厚め)

集成材は複数の板を結合させた人工の木材。安いが合わせている部分は強度が弱い。

上の写真にある2100 × 25 × 600 の集成材をホームセンターのコーナンで購入。
1枚あたり税込み5478円。 単純計算で1万6千円弱。
これを3枚用意し
 600 × 25 × 800を2枚
1550 × 25 × 600を1枚
それぞれカットしてもらいます。
多くのホームセンターでは木材をカットしてくれるサービスがあるので
自分で板を切る道具がなければカットしてもらったほうが楽です。
「多少のズレることがあります」と言われてもきれいに切ってくれます。

・用意した木材をサンディング

サンディングの機材もなかったので
サンディングペーパーを木材巻きつけて手作業

板を削るサンダーもなかったのでひたすら手作業で板をやすっていきます。

後で痛くならないように丁寧にヤスリをかけていく

スタンディングペーパーも荒い目の番号から細かい目の番号に変えながら
やすっていきます。終わった頃には気持ちいい位すべすべになりますヾ(*´∀`*)
今思うとここの作業が終わった時点で
組み立ててしまったほうがよかった気がします(笑)

・ペンキ塗り、乾燥、ニス塗り、乾燥

1番時間がかかった作業でした(笑)
ペンキを一度塗ってから乾燥するまで待ち、
ムラにならないように二度塗りをしてから再度乾燥。
その後に ニスを塗っていき、再度乾燥。

上が塗装前。下が塗装後。
仕上がりはいい感じ。

夏場の屋外でやっていたこともあり、なかなか塗装が乾燥せず
夕方から始めて23時ぐらいまでかかりました。
全然乾かない( -᷄ω-᷅ )ッテカ、カワイテル?
一番疲れました。

・ 組み立て、ビス打ち

ここからは電動ドリルで組み立てるだけですか、
失敗もできないというプレッシャーと闘いながら
「やってしまえ」と思い切ってやりました(笑)

打つ前の組み立て想像。
あ、いい感じ?
もう後戻りできません。

ビスも長さや形や種類がさまざまにあり、初心者としては沼でしたw
40mmのスリムネジを使用。キリでガイド穴を開けてバンバン打っていきます。
多分、ビスの間隔はもっと空けても良かったかも。

固定する天板までビスの打ち込み完了

ここからスライドレールをつけて
可動式の天板をピアノの上に来るように設置します。

・完成

思いのほか良い仕上がり

素人なりによくできたなぁと思います(笑)
スライドする天板をカットしてもらうのを忘れ、少しいびつな点と
スライドレールが安いのでちょっとガタガタしますが問題なく使用しています。
最悪、後で付け直せるだろうと。本音はもう終わりたかった(笑)
集成材、ビス、スライドレール(ペンキとニスは頂いた)で
総額25000円も行かなかったほどだったと思います。
欲をかかなければもっと安いものがあるかもしれませんが
自分の理想の形にできるのがDIYの1番良い点ですね。

本当はピアノを吊り下げる形も考えましたが弾くときの荷重を考えると
落下の心配が気になったのでやめました。

完成してみるとDTM用ではなくても
棚や机もDIYできるんじゃないかと思ってしまいます(笑)
耐久があって利便性も良くコストも抑えられるなら
DIYも一つの手段だと感じますね。
道具や材料も揃えなければならないですが
機会があればまた何か作ってみたいなと思います。

改めて現状の環境


この記事が参加している募集

X日間やってみた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?