日本と海外の電車を比較してみる
はじめに
学生時代から今もなおほぼ毎日利用している電車。首都圏近郊に住んでいる人にとって、欠かせない交通手段。電車が止まれば数百万人の足に影響を及ぼし、まさしくなくてはならない存在です。海外に数年滞在していたときも電車を利用していましたが、日本の電車とはいくつか相違点があるなと思い、今回はその違いについて書きたいと思います。
相違点1:混雑度
通勤時、外国人旅行者が日本の満員電車に圧倒されているという光景を目の当たりにしたことがありますが、確かに日本の電車は混んでいます。ニュージーランドとカナダの電車はもっと空いていました。東京と同じく世界的な大都市カナダのトロントに住んでいた時は、すごく混んでいる時でも隣の人と接触するかしないかぐらいの距離感でした。日本の朝の通勤風景のような、おしくらまんじゅう状態ではありませんでした。やはり日本の電車は混んでいます。
相違点2:座席のクオリティ
当たり前のように座っている電車の座席ですが、日本の座席のクオリティはすごいと思います。クッション性があり、座り心地がよく、寒い時は温めてくれます。海外ではプラスチック剥き出しの座席か、良くて多少生地が張り付けてありますが、硬く座り心地は良いとは言えません。日本のような座り心地とは程遠い座席です。
相違点3:トイレの設備
日本では基本的に各駅に一つ、トイレが設置されていて、またウォシュレットや暖かい便座など日本のトイレクオリティはとても高いです。一方海外では、主要な駅にトイレが設置されているだけで、各駅にはありません。また海外っぽい、シンプルというか簡素なトイレが迎えてくれます。日本のような落ち着く環境ではありません。日本のトイレクオリティはやはりすごいです。
相違点4:車内広告の数
海外の電車でも車内広告はありますが、日本のような中吊り広告はありませんでした。おそらく日本人はあまり背が高くないから、車内の上部も有効活用しようとした結果だとは思います。ですが窮屈感があるため、なくして欲しいなと個人的には思います。最近は減っている感じはしますが、、、
相違点5:駅員の数
海外の駅を経験して、日本の駅は駅員が多いなと思いました。海外の駅は本当に簡素で駅員は数人で、時間帯によって案内の人が数人交通整理をしている程度です。利用者数の違いはあれど、日本の駅もオペレーションを簡素化して、もっと人員を減らせるのではないかと思いました。
まとめ
今回は日本と海外の電車を比較してみました。日本でも海外でも電車を良く利用していたので、両者の違いを肌で感じ、今回はその感じた違いを書いてみました。電車一つとっても色々違いがあって面白いです。ありがとうございました。
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