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デンマークより日本の方が住みやすい?&誕生日のマルメ旅行~デンマーク留学記#2~

こんにちは。Yutaです!
Noteを書こう書こうと思ってはいたのですが、前回の投稿から1ヶ月以上が経ってしまいました。。。

私事ですが、先月21歳の誕生日を迎えました。なので今回は誕生日に友人と行ったスウェーデン・マルメ日帰り旅行と、2か月過ごして感じた日本とデンマークの住環境や大学システムの違いについてお話したいと思います。


1. 日本って結構恵まれてるなーって話。~デンマークで2か月を過ごして~

皆さんの中には、北欧と言えば「幸福度が高い」というイメージをもっている方も多いと思います。「World Happiness Report 2023」が出している「2023年世界幸福度ランキング」では、1位フィンランド、2位デンマーク、6位スウェーデン、7位ノルウェーと上位にランクインしています。(ちなみに日本は47位。)

僕も留学に行く前はこのようなイメージを持っていましたし、インターンのタスクを通じてデンマークを知っていくと、デンマークの幸福度が高いと言われる理由が少し分かるような気もします。

ただ、2か月デンマークに住んだ上で感じることは、「幸福度が高い=住みやすい」というわけではないこと。(日本に慣れているせいもあるかも?)とにかく日本は安いし、サービスが手厚い!。僕が実際に感じたエピソードをいくつか紹介したいと思います。

①日本の再配達サービスは偉大!

日本に住んでいる皆さんなら一度は絶対に使ったことがある、宅配便の再配達。僕もクロネコヤマトやアマゾンを頻繁に利用していたのですが、注文時に細かい時間指定ができるうえ、受け取れなかったときはサイト上で簡単に再配達の注文や時間変更ができますよね。

完全に日本に慣れていた僕も、日本から衣類や本を送ってもらった際、「受け取れなかったら再配達でいっか~」という軽いノリで配達予定日に外出していたら、Postnord(日本でいうクロネコヤマト的な?)から「あなたの荷物は○○(住所)に保管してありますので、取りに来てください。」とのメールが。

どうやら自宅近くの宅配センターのような場所に届けられていたらしく、仕方なく取りに行くことに。小さい荷物なら何の問題もないのですが、日本からの荷物が色々入っていたこともあり、重量約20㎏のめちゃくちゃでかい段ボールを一人で担いで帰ることに。。。

普段は10分くらいで着く場所に届けられていたのですが、「少し持っては休憩」を繰り返していたので段ボールを家に持って帰るまでに30分以上かかりました。

日本の再配達サービス、配達員の負担が大きいことが問題視されていますが、もしこのサービスがなくなったらかなり不便になってしまうなと感じましたね。

②日本は外食がしやすい!

デンマークは日本と比べて物価が高く、レストランで出される食事の質も日本ほど高くはないと言われているので、日本人からすれば「こんなに高いのに、そこまで美味しくないな」と感じるかもしれません。

また、チェーン店の種類や数も日本の方が圧倒的に多いと思います。僕は割と食べる方なので、バイトが終わった後は「味良し、値段良し、早さ良し」の吉野家を頻繁に使っていましたし、マクドやサイゼリヤのようなチェーン店は学生の方ならよく使うのではないでしょうか。

デンマークにも当然チェーン店はあります。一番有名なのが、ハンバーガーのマクドとバーガーキングの2大巨頭ですかね。しかし、マクドでセットを頼んでも平気で1000円超えてきます。デンマークにはファミレスもほとんどないですし、学生は自炊必須ですね。その代わり、街中にピザ屋さんが多くあるので、友人を寮に招くときはピザを買ってシェアしたりしてます。

そして、日本から着て間もない方と会ったときに一番驚かれたのはセブンイレブンへの感覚の違いです。

日本では、何かお菓子を買ったり、「喉乾いたな~」と思ったらふらっと立ち寄るのが一般的ですが、デンマークのセブンイレブンはとにかく高い!
500mlのジュース1本で約22DKK(約440円)します。

なので、何か飲み物を買いたいときはスーパーマーケットに行くことがあるあるです。緊急のときを除いて、日常生活でセブンイレブンを使うことはないと言っても過言ではないです。

コペンハーゲン市庁舎近くのセブイレ。なんか虹色。

③デンマークの大学では履修する授業の数は少なめ!

最後に、デンマークの大学のシステム(もしかしたらコペンハーゲン大学だけかも?)について紹介します。

まずは授業の履修について。日本では、1授業(90分)あたり2単位(週1)や4単位(週2)で、1学期に24単位くらい取れるように履修を組むのが一般的かと思います。そのため、学部によっては週5日、午前から午後まで授業が入っているという方もいるのではないでしょうか。

日本と比べて、デンマークでは1学期に取る授業の数は圧倒的に少ないです。1授業(休憩含め120分)あたり7.5単位(週1)、15単位(週2)でスケジュールされていて、留学生は1学期に22.5~37.5単位とれるよう履修を組むよう言われています。

なので、僕のスケジュールで言えば、月・水(14:00-16:00)と木 (13:00-15:00)しか授業は入っていないんです!

こう聞くと楽そうに思いますが、その分1回の授業における宿題や予習の量はかなり多いように感じます。授業も予習内容を基にして、ディスカッション形式をおこなっているので、しっかり文献を理解した上で、自分の意見を持ってくることが求められています。

大学システムに関して、授業の成績評価も少し変わっています。僕の日本の大学では、成績が良い順にS, A, B, C, F(落単)という風に付けられていましたが、コペンハーゲン大学では 7-point grading scale が取られていて、良い順に12, 10, 7, 4, 02, 00, -3となっています。下2つ(00, -3)が落単なのですが、なぜこの数字なのか意味不明ですよね。

これについてはコペンハーゲン大学の先生も "That's weird."(奇妙だね。)と言っていたので、どうやらデンマークだけが特殊なようです。

学部説明会にて。奇妙過ぎて学生からは笑いが起こってました。
学部説明会の前日にあった学科懇談会。学科で日本人は僕だけ。

2. マルメ日帰り旅行 ~スウェーデンで和食食べてみた!~

(内省的なお話を含むので、ここからは「である」調で綴ります。)
10月末に21歳の誕生日を迎えた。もちろん初めて海外で誕生日を迎えることになったのだが、今までも特に誕生日会を開いたりすることなく、家族や友人からメッセージが届くくらい。

今年も特に期待することなく(というよりあまりの忙しさで忘れていたくらい苦笑)誕生日を迎えようとしていたが、誕生日前日に、インターンを通じて知り合い、出会って2回目の人から誕生日プレゼントをもらった。どうやらLINEで誕生日を見てくれて用意してくれたらしい。「しっかりしている人だなぁ~」と同い年ながら感心してしまった。逆の立場なら自分にもできるだろうか。いや1000%できないな。

交換留学に来てから知り合った友人達からもメッセージをもらい、とても嬉しかった。忙しくて日本語カフェには行けていないけど、Friday Barの雰囲気はとても好きなので、これだけは顔出せるようにしたいな。

さて、誕生日当日は中国人の友人とスウェーデンのマルメに行った。スウェーデンはデンマークと比べて物価がはるかに安く、デンマークの留学生はマルメで冬服を調達するのがあるあるらしい。

僕たちも冬服調達のついでに、観光、そして念願だった「海外で和食を食べる」を達成するため、コペンハーゲン空港駅から電車で約20分かけてマルメに行った。

午前中はマルメ市庁舎やマルメ城といった、特段面白くもない観光地(好きな方いたらすみません)を歩きながら、H&Mで冬服を爆買いした。大体10着くらいで3万円前後。たしかに安かった。

お昼はマルメ中央駅周辺をぶらついていると「Noodle Bar」なるものを見つけ、ラーメン好きな僕たちは迷わず入った。友人はラーメンの具材に文句を言っていたが、日本風のラーメンで僕的にはかなり満足した。

Noodle Barの看板。現地の人にも人気らしかった。
SHIO RAMEN。少し塩分強めだったかな~。

午後はマルメ城付近の水族館や博物館をぼーっと歩き、夜は中央駅から15分ほどの「Miso」という日本食屋さんに入った。マルメは非常に日本料理屋が多く、やはりその大半は寿司屋さんだった。この店は寿司や刺身もあるけれど、焼肉定食や天ぷらもある全般的な日本料理屋という感じだった。(ヘッダーは「焼肉定食」と「刺身盛り合わせ」の写真。)
サラダが外国風の味付けで少し苦手だったけど、他は結構おいしかった。

マルメ城近くの博物館。
日本料理屋Miso。かなり混んでたのでテラス席で食べたけれど、
ヒーターが効いていて全然寒くなかった。

今回の投稿はここまでとなります。次回以降では旅行に行った国の話などもしていけたらなと思っています!

12月上旬からは学期試験も始まるので、憂鬱が始まりつつありますが、果たして英語の試験を突破できるのだろうか。。。(笑)

長文にもかかわらず、読んで下さってありがとうございました。
ではまた!Tak for i dag!

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