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パッケージを利用する vol.36

前回までは、メソッドの呼び出しやクラスを呼び出してその中のメソッドを呼び出すということを行ってきた。

今回はパッケージごと呼び出そうと思う。

1.パッケージとはどれか

キャプチャ761

このようにPractice.Javaというプログラムがある。

中を開くとsrcというものがあり、その次がパッケージである。(田)のようなデザインのものだ。

パッケージはプログラムが多くなった際その大きな機能ごとに分ける。クラスやメソッドだけでも分けられるのだが、大きなプロジェクトになるとどこに何を書いたのか見つけにくくなってしまう。

たとえで言うと自分のスマホにたくさんの写真が保存してあって、すべての写真というところから見つけたい写真を探すのは大変だと思う。

プログラムでも一緒だと思う。

そのためにもパッケージで部類分けして分けることが多い。

今回は例として作ったものなので、部類分けなどしていないが、そこは目をつむっていただきたい。

2.パッケージの呼び出し

パッケージの呼び出しを今回は二つの方法を紹介しよう。

一つ目。

今回パッケージはMainクラスのあるmainpacと計算や表示を行えるクラスを持つCalcuパッケージがある。

*最初は計算のみのパッケージとして命名したCalcuパッケージだが、今回の使用で付け加えたクラスが、文字を表示するクラスだということは流していただきたい。

下記がCalcuパッケージのCalculatorクラスがある。メソッドは足し算を行うadditionメソッドと引き算を行うsubtractionがある。

どちらも戻り値がintであり、整数を呼び出し元に返すプログラムとなっている。

キャプチャ762

下記が呼び出す側のmainpacだ。

キャプチャ763

クラスの呼び出しに似ている。ほとんど同じといっても過言ではないと思う。

クラスの呼び出し方は

クラス名 変数名 = new クラス名();

こちらがクラスの宣言の仕方だ。

では今回はどのよい鵜に書かれているか。

Calcu.Calculator cal = new Calcu.Calculator();

のように書かれている。

Calcuはパッケージの名前
Calculatorはクラスの名前
calは変数名

この形はクラスの呼び出し(インスタンスの生成)と同じではないか。

違う部分があるとすれば、クラスの名前の前にCalcuというパッケージの名前が.(ドット)つなぎで先頭に来たこと。

構文を書くとこうなる。

パッケージ名 . クラス名 変数名 = new パッケージ名 . クラス名();

となる。

そのあとはクラスを呼び出した時と変わらない。

インスタンスの生成時に作成した変数今回はcalという変数の後にメソッド名を付けメソッドを呼び出す。

//Caliculatorクラスのメソッドの引き数に渡す変数の宣言
 int x = 500;
 int y = 400;
 //xとyを足し算するプログラム
 int add = cal.addition(x, y);
 System.out.println(add);
 //xとyを引き算するプログラム
 int sub = cal.subtraction(x, y);
 System.out.println(sub);

int add = cal.addition(x, y);この部分と
int sub = cal.subtraction(x, y);この部分だ。

今回は戻り値と引き数ありのメソッドを呼び出しているのでこのような書き方になった。

以上がパッケージを呼び出してメソッドを使用する方法だ。

複数クラスを所持しているクラスを呼び出すときなどにも便利なインポートというものがある。私はそちらの方が使いやすいとと思う。

次回もう一つのやり方インポートについて説明していこうと思う。

では、また次回
元体育会系文系エンジニア石黒

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