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マリーシア

入院中、守田英正選手の本を読んでいたのですがとても共感するところがあったのでご紹介したいと思います。

それはマリーシア(ポルトガル後でずる賢いという意味です。)について書かれていました。日本では試合中に倒れると、コーチから倒れるな!と言われると思います。倒れる=弱いというイメージがあると思います。
しかし南米では違うそうです。僕の所属しているチームにはブラジル人選手やブラジル人スタッフが多く所属しています。彼らは試合中何回も倒れます。笑 そして大袈裟に痛がります。多分あんまり痛くないです笑
ブラジル人スタッフも試合中の審判に対する暴言も半端じゃないです笑

日本人の僕からすると、倒れている時は10人で守らなくてはいけないので倒れずにプレーしてくれよと思う時があります。笑
でも、彼らからしたら全く違う価値観なんだと思います。大袈裟に倒れることで審判に対して削られているというアピールをしています。そして相手のイエローカードを誘う狙いもあるのです。

彼らとプレーすることで、日本とはまったく違う価値観を感じることができます

どちらが正しいということじゃないと思います。どちらの考えも勝つための手段であって、これは文化の違いだと思います。更に言えば僕自身、マリーシアという考え方を取り入れてみてもいいかなと思っています。

勝つために、手段を選ばないという考え方は自分をレベルアップさせるために必要だと思います。

菊地佑太

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