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運の構成要素としての多様性

当記事の中で運の構成要素として「多様性」があげられているけど、すごく同意。

特に子をもつ父として感じるのは、親として子供に多様性を提供してあげることが重要だなってこと。

では、どうやって多様性を提供していくか。その一つが色々な習い事をチャレンジさせてみて、嫌ならやめさせる。ってのを繰り返すこと。

自分が子供の頃は、親の教育観として何かを一回始めたら最後まで弱音を吐かず続けろってのがあった。

その影響もあり水泳と書道を6年間続けたな。水泳は楽しかったけど、書道はそこまで。好きでやってた水泳も中学には水泳部がなく、消去法でバスケ部に入部。そして大学まで続けたほど好きになった。

やってみないと何が起こるか分からない。
自分の子供にたくさんの機会を与えてあげたい。
子供の時に自身の好きなこと、向いていることをじっくり考える時間を作ってあげようと思っている。

そういう意味では、幼稚園とか小学校で聞かれる「将来の夢は?」ていうのにいささか疑問を感じる。

回答として「分からない」や「まだ決めてない」っていう選択肢があるならまだしも、警察官、ケーキ屋さん、今風にいうとYoutuberなど知ってるものから何かしら回答を出すっていうのは少し嫌。

俺も苦手だったなー。小学校1年生の時は仲の良い友達の真似をして「剣道のキャプテン」って書いたのを今でも鮮明に覚えている(笑)

色々試していくうちに好きなものが出てくるはずだから、ないならないで良い。好きな物を見つけるチャンスを親やナナメ上の存在が与えてあげれば良いだけ。

そこで自分でも実践している「多様性」を獲得する手段を一つご紹介。仰々しく書いてるけど簡単なもの。レコメンド機能に頼りすぎず、たまには未知の分野をdigってみるということ。

たとえば、Podcastを聴くときにレコメンドから広げていくのでなく、自分で検索して普段聞かないジャンルだけど気になるってものを試し聞きする。そして面白くなければ次にいく。っていうような感じ。

そいえば、高校や大学の時は、まだ誰も知らないイケてる音源や古着屋、美容室などをいち早くキャッチしてる奴がイケていた。

当たり前だけどそういう奴は、良いものだけを見つけてるのではなく、玉石混交の中から失敗もしながら宝を見つけてくる。

その過程で、「俺はUKロックがいいな」「K-POP最強」「JAZZ痺れるー」とかいうふうに趣味趣向が芽生えてくる。あとは好きなことにどっぷり時間を費やすだけ。

そうすることで「多様性」にも寄与するであろうし、仮に短期的に何かに出会えなくても、長期的には何かに出会えるはず。そもそも打席に立たないとチャンスは掴めない。また、過程で得られるものもあるはずだ。

つまりは、ChatGPTなどのAIの力で最短距離をいく「縦」の力と人間味ある非効率な寄り道していく「横」の力を掛け持つことが楽しく生きていく上で重要だと思うのでした。

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