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日の出とともに一日が始まる生活

数週間、朝日を見て、夕日を見て過ごす、という生活を送っていた。
自分にとっては、意外と初めての経験だったかもしれない。
朝日を見るために日の出の時間を調べ、それに合わせて起床し、その日を過ごした後、今度は夕日を見るために日の入の時間を調べて、それを見に行く。なんて贅沢な時間だったのだろう。
何かと人は頭を使う、つまり思考優先の日々を送るのだが、自分ももれになく、しっかりとその生活を送っている。
だからこそ、無になる(無に近くなるといった方が正しい)時間を自分なりに作っていくことは
常に心がけている。
まさに、この贅沢な時間が、その無に近い状態になれた時間であった。無になるというよりは、
どちらかというと今ここに集中している状態。「きれいだな」
「太陽ってありがたいな」
「静かだな」
目の前の景色しか感じていない時間だった。

今ここだけに集中、いわゆるマインドフルネス。きっと皆さんも聞いたことあることだろう。
マインドフルネス=瞑想のイメージもあるかも
しれないが、そうではない。もちろん瞑想も一つのマインドフルネスだが、食事をしている、 運動している、音楽を聴いている、今、目の前のことに意識を向けることがマインドフルネス。
決して難しく考えないでほしい。
それに意識を向ける、それだけ。(それが難しい時も、笑)

1日3分でも取り入れることをオススメする。
特に頭がいっぱいになっているときは、目の前のもの、例えば今私の目の前には淹れたてのコーヒーがある。コーヒーの香りや味にひたる、何でもよい。そこに集中してみる。
そんな感じ。
お気楽に!

さて私の贅沢な時間の話に戻る。
朝日も夕日も本当に毎日異なる。頭ではわかっていたものの、こういう時間を続けると、同じ景色を取り続けるカメラマンさんの気持ちがなんとなくわかる。雲の感じとか、光の反射の感じ、気温、湿度がその表情を変えてくれるのだろう。
そこにプラスして、自分の感情も入るのかも。(全く雲のない地平線や水平線から太陽が顔を出すことを期待しているとがっかり、なんていう感情が出てくる。)

「期待」かぁ。
余計な感情を追加で招くことあるよね。(笑)

全く雲のない地平線からあがってくる太陽、
雲の隙間からあがってくる太陽、ときどき雲に隠れた太陽、どれも美しい景色。
それを見ながらの深呼吸が、全身を浄化してくれそう。

目の前のもの・ことを、そのまま受け入れる
トレーニングとしては最適。

今日も目の前の青空を眺めながら、いろいろやっている。

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