最近スーパーで気になること

昔はスーパーで、賞味期限の長いものを買うのが常識だった。
大抵の人は、奥の方から取っていたような記憶がある。
私も牛乳や肉類などの期限が短いものは気にしていた。

最近では廃棄ロスへの認識も高まったのか、そのようなことはあまりしなくなり、気がついたらそういう人は激減したように思う。

コロナ禍ということもあり、野菜なども昔は色々比較して買っていたのだが、今は買うものしか触らないようにしているし、皆そうだと思う。

だが、たまにものすごい選別をしている人が居る。
コロナ禍でなくても不快なレベルだが、コロナ禍ではもはやありえないことではないか？

昨日見たのは、牛乳を奥の方から引っ張り出して取っている人だった。
私も牛乳を取ろうと思っていたのでしばらく待つ形になっていたのだ。
いまどき珍しいなと思って気になっていた。

私も牛乳を取って、次は豆乳を取ろうと角を曲がると、またその人が居た。
今度は豆乳を取ろうとしていた。
驚くことに、豆乳も後ろから引っ張り出していた。
（豆乳の賞味期限って数ヶ月あるよな・・・）

そういう人なんだろうな。
ずっと後ろから取るということを何十年もやってきて。
食品ロスといったニュースや注意喚起に気付かず。
コロナ禍でもベタベタ触りまくってしまう。

そういう私も、誰が触ったかわからない食材やパッケージを消毒したりはしていない。

だんだんとそういう人たちが減っていくのを傍観しているだけなのだろう。

思い出したんですが、とうもろこしの皮を剥がしてチェックしている人居るじゃないですか？
あれってどう思いますか？
ワタシ的には完全なアウトなんですが。
だって皮剥いて、その人が買わなかった（あまり実が詰まってない）ら、もう誰も買わないじゃないですか。ほぼロス決定ですよね。
そもそも、山の中にどれだけ当たり外れがあるのか分らないし。
その中から外見の膨らみとかを見てこっちは必死に判断してるわけですよ。
しかも、皮を剥いてしまうと、鮮度が落ちてしまうし。
それを皮を剥いて、イマイチだから次のを剥いていくってどうなんですか？

毎年とうもろこしの季節になると、剥かれたとうもろこしを見て、嫌な気持ちになります。

現代の目利きは
触らずして判断ができる
っていうことだと思うのです。