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「運」は頼るものでは無く感じるもの

営業をしていると、運が良かったと思われることが多々あります。

  • テレマ(テレアポ)で久しぶりに予期せぬアポが取れた!

  • 案件無くなったと思ったけど、急に連絡が来て復活した!

  • 提案ダメだと思っていたけど受注できた!

でも、これらって、運が良かったからなのでしょうか?
私はそうは思いません。

営業現場の「運」は嫌い

個人的に運と言う言葉は好きではありません。
何故なら、成功も失敗も「運」で片付けてしまうと何も成長に繋がらないからです。
確かに、予期せぬ成功体験を得られると、「運が良かった」「ラッキー」と思うかもしれません。
しかし、それは一瞬の気持ちの問題と切り替え、要因を深堀しましょう!

成功/失敗には、必ずその要因がある

結果には理由がつきもの

良くことも悪いことも、結果を招いたのには必ず理由があります
それをしっかり分析しなければ、成長することは出来ません。
むしろ、営業マンとしても、人としても成長するには、良い悪いに関わらず、結果が出ることで、経験値が貯まります
失敗なら次の営業で同じ過ちを繰り返さない様にする。
成功なら「売れる型」として、必勝パターンにする。
こうすることで、「結果」を自身に刻むことで成長するのです。

成功した時こそ「運が良かった」で済まさない

比較的失敗した時は、何故ダメだったのか?を振り返る場面は比較的よく見かけます。
一方、成功した時は、「皆さんのおかげです!」的な表面的な振り返りをしつつ、良かったね!で終わることが多いです。
※感謝の言葉として使うのはアリなのかもしれません。

  • 接触した人がたまたま顧客側の中で信頼されていた人だった、運が良かった

  • 偶然にも普段接触すら難しい企業へアプローチが出来て契約貰えた!

  • 商談の途中から社長など決裁者が参加してくれてラッキーだった!

  • たまたま顧客側の求めている要件と自社サービスので機能がマッチしてスムーズに商談進んだ!

勿体ない。

運に頼ることなかれ

成功も失敗も、自分にとっての貴重な経験だと理解しましょう。
運というものに頼るのは、ある意味、仕事を放棄するのと同じです。
破れかぶれ!みたいな「やりっぱなし」は営業活動においてあってはならないことです。
ついつい「運」と口走ってしまいそうな気持も分かりますが、自分の心の中では、しっかりと要因を分析し成長しましょう!

運にまつわる情報検索結果

運とは?

Wikipediaによると
その人の意思や努力ではどうしようもない巡り合わせを指す。
という事です。

でも、本当にそうでしょうか?
自分の考えでは、自己暗示知らないうちに身についていた自信の現れだと思います。

本当に存在するのか?「運も実力のうち」

良く聞く言葉です。
でも、実はネットで調べた所、Wikipediaすら検索でヒットしませんでした。
まさに亡霊の様です。

唯一ヒットした情報:マイケル・サンデル

『実力も運のうち 能力主義は正義か?』早川書房
という書籍があるようですが、運と実力が逆なんですよね!?
自分で記事を書きながら、情報を探してみたら発見したので、ちょっと書籍購入してみようかなと思っています。

結局「運」って何者??

調べれば調べるほど意味が分からなくなる「運」
概念的な要素ではあるが、かなり奥の深い言葉のようです。
「運」、または「運命」という言葉は、心のよりどころになるような気がします。
故に、頼るものではなく、運に恵まれた!と感じることは良いのではないでしょうか?

過去を振り返る時の「運」はあり?

自分の過去を振り返ると、上司や同僚に恵まれた!と心底感じます。
若かりし頃は血の気が多かった自分を、諦めずに教育してくれた居酒屋の店長をはじめ、感謝しかないです。
これは、ある意味「運命」とも言えますが、過去のことは運が良かったと思うことは、心を安らかにしてくれる気がします。

現在から未来に関しては「運」はダメ!!

これから起こり得る事象や、未来に対して運頼み!だけは控えましょう。
「運」というものは、ある意味「神」に近い感じなのかもしれませんが、運頼み、神頼みは、営業において何も意味をなさない、むしろ堕落の言葉でしかありません。

まとめ

謎めいた言葉「運」
営業に運は必要無い!という理由を深堀するうちに、迷路に迷い込んでしまいました。何となく、心理的な要素に含まれるものなのかな?と感じました。

結論

運=神
とします!!
運も神も、崇めるものであり奉るものです。
営業活動において、運に頼ることはやめましょう。

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