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エッセイを耳で聴く 5/6-5/12 |日記

5月6日(月)〜5月12日(日)の日記です。



5月6日(月) もう少し早く叱ってくれたら

実家で目覚める。
朝から甥っ子たちと喫茶店にモーニングに行く。

その後、姉と合流し子供たちは「トーストを食べたよ」と伝えると、驚いていた。なぜなら、今までトーストを口にしたことがなかったようで、感動していた。

線でみてたら、感動。
点でみてたら、ただの景色。

ずっと見続けているから得られる感情があることを知る。

その後、甥っ子たちとマインクラフトで遊ぶ。
新しいワールドを作成しゼロから拠点を作って遊んでいたけど、ある程度文明が発展すると、弓矢で攻撃してきた。

それから、素手でのこづきあいになり、ムキになった甥っ子はクリエイティブモードに切り替えで、いとも簡単に強力な武器を揃え始める。そこからは、もうただの殴り合い。再起不能になるまで争いが続いた。

そして、最終的に溶岩が溢れ、TNTが大量爆破して、ゼロからつくった拠点は跡形もなくなくなった。

争うつもりはなかった。けど、結果もう二度と遊べないほどにワールドは破壊された。

「いつまでゲームやってるの!」と、姉に叱られた。
もう少し早く誰かが叱ってくれたら、ワールドは破壊されなかったのかもしれない。


5月7日(火) 「部屋を明るくして離れて見てね」みたいなのほしい

『大脱出2』を見るためにDMMに登録する。
水曜日のダウンタウンの藤井健太郎のプロデュース番組。

前回の『大脱出』同様、クロちゃんは土に埋められているし、他の参加者も目隠しをされているところからスタート。とにかく伏線の回収が鮮やかで、見ているだけで気持ちがいい。ただ、カレーを食べながら見ていたので、そこだけが後悔している。「部屋を明るくして離れてみてね」みたいに、「食事中の方は、食べ終わってから見てね」みたいな注意書きがほしい。特に水曜。


5月8日(水) 美容院は3席以下の店に限る

髪質が死んでいる。赤髪から黒髪に戻したい。
そう思い、行きつけの美容院で予約を取ろうとするも、2ヶ月先まで埋まっているという絶望。なので、新しい美容院を開拓すべくスマホを取り出す。

美容院を探す時に検索軸は決まっている。
〈席数が3席以下〉ただそれだけ。あと可能であれば、2階以上に店舗があるところ。1階でもいいけど、外から見えるのは避けたい。

近くの美容院に予約が取れたので向かう。
名前を伝えると、席に案内される。しかし、鏡ごしに店内を見ると戸惑う出来事が。この店、6席ある・・・。

担当してくれる美容師さんに、希望のカットとカラーを伝える。
ブルーブラックのカラー剤を丁寧に髪を染め、シャンプー台に案内される。

髪が濡れた状態で、再び席に戻る。
ここで危惧していたことが起こる。髪が濡れたまま放置・・・。
席数が多い店だと、こういうことが本当に多い。
シャンプーされた後に、しばらく放置されるのなんでだろう〜。


5月9日(木) 悩んでる顔してるだけかも

「どうやって、メンタル管理してますか?」と、知り合いのクリエイターに質問した。

脳は、体が傷ついてたら、そこにエネルギーをつかうから、もし心が病んだり、凹んだりしたら、筋トレして体を傷つけるかな。
悩んでも、悩んでいる顔してるだけのときもあるし、そっちにエネルギーを使ってもらおう、とめちゃ励まされた。聞きながら、スクワットをしたら、怒られた。気持ちは凹みはしなかった。


5月10日(金) ご飯食べ終わったあとが一番痩せれる

何度も痩せようと思って失敗するけど、ご飯を食べ終わった後が一番自信をもって痩せれる、て思うの不思議だね。


5月11日(土) 知らなくてもいいことを知る恐怖

以前、ダイエットのために遺伝子検査をしたけど、今回は病気のリスクも知れるものの結果が出た。

診断結果をみるときに、警告文が出る。
まず、リスクが高いからと言って、必ず病気になるものではないこと。
そして、診断結果を知ってしまうことで、社会的差別の対象になる可能性があること。

そうか・・・、もし診断結果を家族や職場の人と共有することで、色メガネで見られる可能性があるってことか。

申し込んだとき、全然気にしていなかったけど、パンドラの箱を開けるようなものじゃないか。知らなくていいことを知ってしまう可能性もある。どうしようと悩んだけど、5秒くらいしたら、「○万も払ったんだから、元をとりたい」という貧乏性が勝ち、診断結果を見ることにした。

信憑性とかいろいろあるけれど、自分の健康リスクが高いものが、父親がかかったことがある病名だったとき、自分の中での現実味が一気に増す。

しかし、「男性型脱毛症」の項目が、リスク低いとかかれており、そんなわけない!と、生え際を確認した。気楽にかまえることにしよう。


5月13日(日) エッセイを耳で聴く

偶然SNSで流れてきた、「春のみみほじエッセイ集会」へ向かう。
エッセイ×朗読劇というひきで、申し込んだ。

会場は飲食店で自由席なのだが、ものすごくアットホームな空間なため、こんな新参者が真ん中に座るわけにはいかない。できるだけ、端のほうの席に座る。

昔、朗読劇の演出をしていたころを思い出しながら見る。
どれだけ演出が入っているかわからない。アクセントや発音のクセが気になるけど、きっと書いた本人が声にだしていることが、最大の表現なのだと途中から気づく。

途中、外の救急車の音がどんどん大きくなっていく。
サイレンが通りすぎるのを待つのに、会場に一体感が生まれた、あの瞬間が妙に好きな瞬間だった。


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