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【これだけ】Instagramで集客するコツ12選・2023年11月最新版

部長!店長!こんにちは!
みんなの部下こと、美少女そうまかおり。です!

Instagramを集客に活用する企業が増えていますよね。順調に効果をあげている話がある一方、「なかなか効果が出ない」「そもそも何から始めたら良いか分からない!」といった声も多くあります。

今日は、企業や店舗様のInstagramのご担当者様向けに、Instagramで集客の効果を上げるためにおさえておくべき12のポイントを解説します!運用改善のヒントにぜひお役立てください!

今日も圧倒的美少女のわたし

Instagram集客に向いている業種

ターゲット層が10~30代女性

Instagramの利用率が高いのは10~30代女性です。これは、総務省が発表している調査資料*から分かります。10~60代のうち、Instagramの利用率が50%を超えているのが10~30代で、10代:69.0%、20代:68.1%、30代:55.6%となっています。また、女性のInstagram利用率は49.4%、男性は35.3%です。

これらの年代の女性がターゲットの場合、Instagramでの集客が効果的といえます。

ただし、40代や50代でもInstagramの利用率は30%を超えており、前年度と比較すると全年代で利用率は増加しています。男性ユーザーの利用率も30%を超えています。そのため、ターゲットの年齢層が高め、あるいは男性中心でも、Instagramでの集客が無意味なわけではなく、やり方次第では集客につながる可能性は十分にあります。

*「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」(令和3年8月 総務省情報通信政策研究所)

製品やサービスの特徴を可視化できること


Instagramは、画像や動画を通じて訴えかけることが特長のSNSです。ユーザーがスマートフォンの画面をスクロールする中で、最初に視覚的な魅力を持っている画像や動画に目を引かれることが、投稿内容への注目を集める重要なポイントとなります。

魅力的な視覚情報を持ち、いわゆる「インスタ映え」するような投稿の作りやすい商品やサービスは、Instagramに適していると言えます。

例えば、ファッション、家具、化粧品、食品業界などは、そのビジュアル表現がしやすい分野でしょう。また、旅行地、アミューズメント施設、不動産市場なども、インスタ映えするコンテンツを生み出しやすい領域です。さらに、他とは異なるジャンルで視覚に訴えるコンテンツを制作できれば、集客に対する効果は更に高まると考えられます。

自社の製品やサービスを使って、どのようなビジュアルコンテンツを生み出せるか、実際の投稿例を参照しながら、アイディアを練ってみることが肝心です。

おすすめはBtoCのビジネスモデル

Instagramは主に、趣味の幅を広げるユーザーが利用していることが多いため、一般的に消費者向けの商品やサービスを提供する企業にとって、顧客を引き付けるのに適していると言われています。対照的に、企業間取引(BtoB)に関しては、ビジネス情報の収集やプロフェッショナル同士のコミュニケーションが得意とされるFacebookの方が適しているとされます。

それでも、単に顧客獲得ではなく、ブランドや製品・サービスの知名度を高めることを目的に、Instagramのユーザーをターゲットにした魅力的な画像や動画を用意できるなら、BtoB企業においてもInstagramを利用するメリットは確かに存在します。

看板メニューの魅力を画像で伝えよう

ECサイトやリアル店舗への誘導が可能


Instagram上では、基本的には外部リンクはプロフィールページのみに設置可能です。しかし、オンラインショップを運営している場合は、ビジネスアカウント専用のショッピング機能を駆使して、投稿内で直接ECサイトへ誘導するリンクを設定することができます。この方法を活用することで、ECサイトへの集客効率をInstagram上で高めることができます。

さらに、投稿に位置情報を追加する「ジオタグ」機能を使えば、その地域に関連するユーザーに対して投稿を見せることが可能です。Instagramでは、ユーザーの関心や行動パターンに基づいてコンテンツが最適化(カスタマイズ)されますが、ジオタグはそのためのひとつの要素となります。また、ユーザーがジオタグを使って検索をすることも可能です。このため、リアル店舗や施設に来客を促したい時に、ジオタグを用いることは非常に有効です。



ジオタグの説明

【必見!】Instagramで集客する12のコツ

1.ビジネスアカウントに切り替える


Instagramのビジネスアカウント設定画面

Instagramには、一般ユーザー向けの個人アカウント以外にも、インフルエンサーや有名人用のクリエイターアカウント、そして事業運営者向けのビジネスアカウントが存在し、これらは総称して「プロアカウント」と呼ばれています。

ビジネスにInstagramを用いる際は、まずビジネスアカウントへの変更が必須とされます。アカウントの変更は無料ででき、「プロフィール」セクションの「メニュー」から「設定」に進み、「プロアカウントに切り替える」を選択して行えます。

次は、ビジネスアカウントに移行しないとできない(個人アカウントでは使用できない)機能を順にご紹介していきます。

分析ツール「インサイト」


Instagramのインサイト「Meta Business Suite」

インサイトはInstagramのアナリティクス機能で、次のようなデータを閲覧できます。Instagramでのマーケティング活動は、これらのデータを基にPDCAサイクルを回して、継続的に改善していくのが一般的です。

・投稿のビュー数、リーチ数、クリック数、プロフィール訪問数、保存数等

・アカウント全体のリーチ数、表示回数、クリック数、プロフィール訪問数など

・フォロワーの特徴、増減、アクティビティ時間など(フォロワー数が100人以上から利用可能)

プロフィールに連絡先を表示

ビジネスアカウントでは、プロフィールに事業の種類と連絡先情報を掲載できます。非表示にもできますが、Instagram経由での問い合わせや店舗訪問を促進したい場合、これらの情報の公開は有効です。

ショッピング機能

特にECサイトを運営している場合、商品を直接購入に結びつける投稿を作成するショッピング機能が役立ちます。この機能の使用には、ビジネスアカウントへの切り替えとFacebookページとの連携が必要です。

2.分かりやすいプロフィールを作成しよう

ユーザーが投稿を見て興味を引かれ、アカウントをフォローしようかどうか判断する際、重要になるのはプロフィールと過去の投稿です。プロフィールには、アカウントの性質や今後投稿する内容を明示しましょう。

例えば、特定のカフェのInstagramアカウントでは、プロフィールに「○○(場所)に位置する当カフェ。日々の営業情報、本日のメニュー、推奨するスイーツ等をお届けします」といった説明が適しています。投稿内容=フォローすることによる情報の受取り内容や得られるメリットを示すことが大切です。ユーザーの注意を引くプロフィールを考案しましょう。

WebやECサイトへの誘導が目的の場合はURLを、実店舗への客引きを望むなら店舗情報やアクセス方法、それらの詳細が確認できるサイトのリンクを掲載します。Instagramプロフィールは150文字の制限があるため、簡潔にまとめることが求められます。

また、例として、カフェの訪問者に投稿してもらいたい場合は、「#○○タグを付けて投稿してください」というようなハッシュタグの使用をプロフィールに記載すると良いでしょう。

3.目標を設定しよう


Instagramを使用して特定の場所やサイトに集客を行う場合、外部リンクの設置方法に注意が必要です。ECサイト用のショッピング機能を除き、外部リンクは主にプロフィール欄でのみ設置できます。このため、外部サイトへのトラフィックを生成する場合は、そのURLをプロフィール欄に記載することが大切です。さらに、投稿のキャプションで、プロフィール欄のリンクをチェックしてもらうように促しましょう。

実際の店舗などの物理的な場所への集客を目指す場合は、プロフィール欄に店舗情報、アクセス方法、またはそれらを確認できるウェブサイトのURLを載せ、投稿のキャプションにも適宜店舗情報を加えると良いでしょう。

加えて、Instagramを通じてどれだけの集客を目指すか、そしてどのような指標を持って運用を進めていくかというKPI(重要業績評価指標)を設定することが重要です。一般的に設定されるKPIには以下のようなものがあります。

フォロワー数

「いいね」や「保存」などのエンゲージメント率

URLクリック数

運用初期ではフォロワー数をKPIとして設定することが多いですが、フォロワーが増えてきたらエンゲージメント率やクリック数など、他の指標をKPIに設定するなど、運用を通じてKPIとその目標数値を見直していくのが一般的です。

4.ペルソナを生成しよう

Instagramでの集客において、ターゲットとするユーザー像を明確にすることが重要です。これには、性別や年齢などの基本的な属性だけでなく、趣味、生活習慣、性格など、ユーザーの詳細な特徴を含めた「ペルソナ」の設定をおすすめします。

ペルソナとは、理想の顧客や代表的なユーザー像を想定したキャラクターのことです。このペルソナ設定を行う際には、既存顧客の情報分析、市場調査、競合他社の調査などを通じて、データに基づいた設定を心がけましょう。特に、競合がInstagramアカウントを運用している場合は、そのフォロワーからも有用な情報を得ることができます。

ペルソナを明確にすることで、どのような投稿が適しているかをより具体的に検討しやすくなり、チーム内での共有も容易になります。さらに、Instagramのビジネスアカウントを使えば、ユーザーの属性や行動に関するデータも収集できるため、これらの情報を基にして運用を進める中でペルソナを継続的に更新し、改善していくことが可能です。

5.投稿内容の基準の設定

KPIとペルソナを踏まえて、どのような投稿をするか、投稿内容の基準を設定します。トーンとマナー(トンマナ)は統一感があることが重要です。一貫性のない投稿内容では、ユーザーがアカウントの特徴を理解しにくくなり、フォローへと繋がりにくくなる可能性があります。

6.投稿スケジュールの設定と定期投稿

最低でも週に2~3回、できれば毎日投稿することを心がけることが推奨されます。未知のユーザーやまだフォローしていないユーザーに投稿を見つけてもらうため、そして既存のフォロワーとの関係を築くためには、定期的な投稿が重要です。ネタ切れを防ぐためには、週や月単位で投稿計画を立て、途中で新たなネタが出た場合は調整することが効果的です。


7.ユーザーとのコミュニケーション

投稿に対するコメントには、いいねや返信をすることでユーザーとのコミュニケーションを取ることを推奨します。これにより、ユーザーの好感度を高めるとともに、Instagramのアルゴリズムにも有利に働くことがあり、投稿が発見タブやリールタブなどで表示されやすくなる可能性があります。いいねや返信のタイミングや基準は事前に設定しておくと良いでしょう。また、DMが届くこともあるため、適切な対応を心がけましょう。

さらに、Instagramストーリーズのアンケート機能などを活用し、フォロワーと積極的にコミュニケーションを取ることも可能です。

8.フィード投稿と画像・動画の利用

Instagramのフィード投稿では、1回の投稿に最大10枚の画像や動画を添付可能です。ユーザーがより長く滞在するよう、多くの画像や動画を使用すると、Instagramのアルゴリズムで有利に働くことがあります。ただし、無理に数を増やす必要はありません。質の高い素材がある場合は、多くの画像や動画を使うと良いでしょう。特に、最初に表示されるトップの画像や動画は、ユーザーの注意を引く内容にすることが重要です。それに続く画像、動画、テキストで詳細な説明を加えることが効果的です。

9.ハッシュタグ、キャプションを工夫しよう

Instagramでは、ユーザーが情報を探す際にハッシュタグが頻繁に使われます。投稿が検索で引っかかるよう、適切なハッシュタグの使用が重要です。しかし、検索ボリュームが数十万、数百万と大きすぎるハッシュタグは避け、数千〜数万程度の検索ボリュームのハッシュタグを選ぶと、より効果的な集客が期待できます。

さらに、口コミや拡散を目的とした独自のオリジナルハッシュタグを作る戦略もあります。1投稿につき最大30個のハッシュタグを使用できますが、投稿内容と関連性のないハッシュタグは逆効果になることもあるので注意が必要です。検索に引っかかるハッシュタグ選びやオリジナリティを示すハッシュタグの選定には工夫を凝らしましょう。

画像や動画を説明するキャプションも、ハッシュタグほどではないにせよ、検索結果に影響します。不自然にならない範囲で、検索されやすいキーワードや、表示されたいキーワードをキャプションに含めるのが良いでしょう。

10.来店誘導はジオタグをつける

Instagramの投稿では「ジオタグ」と呼ばれる位置情報を付けることができます。ジオタグは投稿時あるいは投稿後も追加可能です。Instagramは、位置情報での検索もできるため、実店舗などリアルな場所への集客を行いたい場合は、投稿にジオタグを付けることをおすすめします。


11.ECサイト集客はショッピング機能を活用する

Instagramでは、外部リンクは基本的にプロフィール欄にしか記載できませんが、ショッピング機能を利用することで、画像・動画に映っている商品に購入ページへの導線を付けることができます。これは、ECサイトへ集客したい場合におすすめの機能です。

ショッピング機能では、Instagramのアカウントで商品を一覧で掲載するショップページを作り、そこからECサイトへ外部リンクを貼ることができます。投稿の画像・動画に映っている商品には、ショップページのその商品の紹介へつながるタグを付けることができます。

12.インサイトによりPDCAを回す

Instagramのビジネスアカウントでは、インサイト機能により、アカウントや各投稿、ユーザーに関する詳細なデータを取得できます。これらのデータを分析しながら、ペルソナ設定やKPIが適切なのか、どんな投稿の反応が良いのかなどを検証して、集客効果を高められあるよう改善していきましょう。

Instagramでの集客は、正しく対策ができていても、効果が出るまでには時間がかかります。まずはフォロワーを増やすことを目標に、直近のKPIに対しては3ヶ月程度、大きな効果については1年程度は様子を見ながら、改善を続けていきましょう。

まとめ

もしInstagramの企業アカウント運用をこれから始める場合は、この記事に記載されているポイント1から順番に進めることをおすすめします。これにより、重要なポイントを押さえながらスムーズに運用を開始できます。既にアカウントを運用中で改善したいと考えている場合は、この記事のポイント1~12をチェックし、自社の足りない部分から手をつけると良いでしょう。

もし自社だけでは運用に必要な人材や知識が足りない場合、外部の専門家にサポートを依頼するのも有効です。例えば、「ディレクターバンクのInstagram運用代行サービス」は、Instagram運用に長けた経験豊富なディレクターを割り当ててくれます。企画から制作、投稿、効果測定に至るまで、Instagram運用をワンストップでサポートし、運用を代行してくれるので、専門的な運用を実現するのに役立ちます。


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