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Web系企業の経営者やプロジェクトリーダーが人材確保のときに気をつけたい【有害人材の採用による様々なデメリット】

会社の規模が大きくなったときや、新規プロジェクトの立ち上げでチームを編成するときに、新しい人材を採用することがあると思います。このときの採用基準は「より優れた人材を確保すること」だと思いますが、この採用基準より重要なことがあることが分かりました。

それは、「採用時に優良人材を雇うよりも、有害人材を雇わないことに注力する」ことだそうです。一般的には、能力の高い人を雇うことばかり考えがちですが、「ルールを乱さなかったり」「時間を守らない」など、メンバーの足をひっぱる人を採用しないことを意識した方が、会社やチーム全体としていいようです。

それでは、ハーバード・ビジネス・スクールの研究で分かった、「有害人材がいかにダメージを与えるか」に関する研究結果をご紹介します。

(前略)ハーバード・ビジネス・スクールが5,8542人の労働者をチェックしたもので、みんなに徹底的なアンケートを行なって、
・どれぐらい仕事でパフォーマンスを発揮できているか?
・会社のルールをどれぐらい守っているか?
といったあたりを調べたんだそうな。

そこでわかった結論を一言でまとめると、
・害悪な社員がもたらすダメージは優良な社員がもたらすメリットの2倍!
といった感じです。めちゃくちゃ仕事ができる社員をひとり確保するコストと、有害な社員を雇い続けるコストを比べた場合、倍ぐらいの違いが出ちゃうんだそうな。

(中略)では、「有害な社員」が具体的にどんな人たちかと言いますと、
・まかされた仕事をまったくせず、ひたすらダラダラしてる
・他の社員に攻撃的な態度を取り、時にいじめに発展する
・陰で他人の悪口やゴシップをしゃべりまくる
・出社時間や会議のルールをまったく守らない
みたいな人たちのことです。(後略)

出典:パレオな男

研究結果から、「新しい人材を雇う」ときには、
・優良人材を雇うことより、有害人材を雇わないことを重視する
・有害人材は優良人材の足を引っ張り、会社やチームに悪影響しか与えない
ということを意識して採用したほうがいいようです。

僕は今、フリーランスとして働いていますが、過去に数社ほどWeb系企業で働いていました。今思い返すと、出社時間や会議の開始時間を守らなかったり、他人の悪口ばかり言ったりしている社員が多い会社ほど、成果が上がっていなかったなぁと思います。

Web関係の会社を運営している経営者や、プロジェクトのチームリーダーは、人材を採用するときの参考にしてみるといいかもしれませんね。

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