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アメリカCS大学院は普通の人でも挑戦できる道

ポッドキャスト Today I Learned FMの29 回目はアメリカ大学院の話題について話しました。この記事はその収録に関する追記です。

Twitterを眺めると、アメリカ大学院受験の時期になると、MITに受かった人が記事になったり、東大から一流大学院に行く話が流れてきたりします。

個人的にはもっと「普通の人」が大学院に行く話が話されてもいいのかなと思うのです。思っている間口は広いですし、その先のメリットは大きいと思っています。

難しく考えずにやってみたらどうか。

上記エピソード内で日々いいたのが、

9割は受験をするところまでいかない

ということ。多くの人は大学院受験を考えるものの、その見た目のハードルの高さから受験するところまでいかないそうです。

確かにTOEFL、GRE、SoPなど受験に必要な準備はありますが、それを通して学べることもあります。一旦出してみるのもいいのではと思うのです。

アメリカはコネを自分で作りに行く社会

上記エピソード内でも具体的に触れられてますが、コネは非常に大事です。博士課程においては教授が採用を決める場合もあり、担当教員との関係性がキーになってきます。教授に直接連絡を取ってみて、研究への熱意を話すだけで大きく変わってくるそうです。

他の友人のツイートも載せておきます。

超有名大学院だけじゃないアメリカの大学院

スタンフォードやMITに合格する人が多くインターネット上では流れてきますが、アメリカの大学院って他にも結構あります。カリフォルニア大学系列でもBerkeleyだけじゃなく、San Diego、LA、Davis、Santa Cruz等、場所やレベルもそれぞれです。

アメリカでレベルの低い大学院に行くなら、日本の大学院に行くという意見もあります。ただ、現時点の世界ランキングを見ると東大で約30位、京大で約60位です。さらにコンピュータサイエンスであれば、アメリカのテックインダストリーの規模から、その後の可能性の広さは容易に想像できると思います。

そんなこと言っても受かるのだろうか

これは運とタイミングによるので正確なことは言えません。しかし、努力と戦略で勝てる戦いあるというのは確かです。

大学院受験においての一つのポイントは「この学生はこの大学院に来てやっていけるのだろうか」だと思っています。博士課程においては授業も受けますが研究が主です。ラッキーなことに日本の大学では学部で研究をする機会が与えられていて、これが「大学院でやっていける」証拠の一つとなりえます。

語学やTOEFL対策に関しても今では多くのリソースがあります。

また、既に大学院受験に関してもサポートしてくれる団体等も多くあり、コミュニティが育っています。こういう活動をしている人々からサポートを得るのもいいと思います。

最後に

このポッドキャストエピソードを収録していて思ったのは、やりたいなら、なんでもやってみようという楽観的視点の大切さでした。「一発当てたら大学院に行こう」ではなく、「行きたいならとりあえず応募してみよう」位の気持ちでいいのかもしれません。


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