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バスマティライスのあさりリゾット

あさりのワイン蒸しは、まことに美味しい。その出汁で炊いたリゾットも、とても美味しい。意外と手軽にできるので、かつて一人暮らしをしていた時分には、よくつくっていた。

この週末、子供たちからリクエストがあって、リゾットをつくることになった。一昨年の夏に、彼らと一緒につくったのを思い出したらしい。その時に、パエリャのついでに作った、あさりのリゾット。下の写真はその時の調理の様子。

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わが家には、長粒米のストックがある。パキスタン産のバスマティライス。タイのジャスミンライスほどの豊かな香りではないけれど、ほのかに香る。ふだん使っているのは、もちろん日本の短粒米だけど、たまにわたしが調理するときに、このバスマティライスが登場する。

今回は、美味しいバターがあったので、炒めるタイプのリゾットにした。レシピは以下のとおり。分量に「適量」が多いのは、後から思い出して書き出したため、うろ覚えの情報だから。もともと目分量なので、本当によくわからないというのも理由。あくまで参考としてどうぞ。

材料(4人分)
 あさり:300 g
 白ワイン:適量
 ニンニク:3片
 タマネギ:1/2個
 キャベツ:数枚
 舞茸:適量
 バター:約40 g
 長粒米(バスマティライス):2カップ
 水:適量
 パセリ:適量
 粉チーズ:適量

下ごしらえ:ニンニク、タマネギはみじん切りに。キャベツは数センチにザク切り。舞茸はパックで売られているものを手でむしって、ざっと水洗い。アサリは砂抜きをしておく。洗わずに使うことの多い長粒米は、今回は水に浸しておく。

手順1:鍋にオリーブオイルをちょっと入れて加熱。ニンニクのみじん切りを数粒落として、茶色くなり始めたら、一旦止める。アサリを投入して、すぐさま白ワインをドバッと入れて、中火で再加熱。ワインはアサリがギリギリ浸るぐらい。鍋には蓋。

手順2:アサリがすべて開いたら、火を止める。アサリを取り出して、半分ほどを殻からはずす。茹で汁は、お米に使うので残しておく。

手順3:フライパンにバターをのばして、中火でニンニクとタマネギを炒める。

手順4:続けて、お米を投入して、一緒に炒める。お米が透明になってきたら、キャベツと舞茸も一緒に。

手順5:アサリの茹で汁をフライパンに入れる。お米が浸るように、水を加えて調整。中火から弱火に。

手順6:お米の芯が少し残るぐらいで、アサリを投入。火を止めて混ぜ合わせる。

手順7:盛り付けて、パセリと粉チーズをトッピングして出来上がり。

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上に、美味しいバターと書いたけど、それはたまたま入手できた輸入バター。昨年の12月、飛行機の便数が減って、余っていた機内食用のバターが格安で販売されていた。それを知って購入したもの。もちろん国産バターでもOK。

粉チーズは、以前カルボナーラの時に紹介したグラナ・パダーノをすり下ろしたもの。これももちろん、粉チーズの形で売られているものでOK。

アサリの殻を半分だけ残したのは、見た目のため。なので、全部はずしちゃっても良いのだけど、子供は殻が残っていた方が嬉しいらしいので、わたしは残すことにしている。

お味はアサリとバターのおかげで、調味料なしでもしっかり。子供たちの入浴中につくり始めたのだけど、思いのほか早くできてしまった。残念なことに、子供たちが食卓に着く頃には、冷めてしまっていた。次は、アツアツの状態で食べられるように、タイミングを見計らわないと。


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