『今日は一日"ヒゲダン"三昧』について思ったいくつかのこと

去る2月21日(日)、13時から21時までNHK FMで『今日は一日"ヒゲダン"三昧』が放送されました。司会はNHKの今井翔馬さんでした。

今回はOfficial髭男dismの初期から現在の作品まで紹介されることで、音楽のあり方を体系的に知ることが出来るとともに、音楽作りの変遷も実感されました。

また、番組の途中で出演した蔦谷好位置さんが、Official髭男dismの音楽の背景の一つにリズム・アンド・ブルースがあると指摘したことは、著名な作品数点のみしか知らなかった私にとっては、作品の特徴を簡潔に知るためにも重要な手掛かりとなりました。

これに加えて印象的であったのは、18時台からのOfficial髭男dismの皆さんと聴取者との電話でのやり取りでした。

藤原聡さんがピアノと歌を担当されていることもあってか、今日の放送ではピアノを習っている小学生の皆さんからの投書や電話が多かったのが印象的でした。

しかも、4人がそれぞれ聴取者と電話で話す様子は新鮮で、Official髭男dismが幅広い世代から支持されていることだけでなく、各人の真摯で気さくな人となりに接する貴重な機会となりました。

それとともに、司会の今井翔馬さんのOfficial髭男dismへの愛情の深さが実感されたことも含め、この日の放送は学ぶところの多い企画でした。

<Executive Summary>
Miscellaneous Impressions of "Today Is the Day for "Official Hige Dandism"" (Yusuke Suzumura)

The NHK-FM broadcasted a programme Today Is the Day for "Official Hige Dandism" on 22nd February 2021. It might not only be a radio programme for Official Hige Dandism and its works but also a kind of brief history of Japanese popular songs.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?