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失敗を無駄にはしない 失敗後の対応方法

こんにちは
毎日暑い日が続く中お仕事に子育てにお疲れ様です。
毎日クタクタなお父さんお母さんに向けて本当に少しでも子育てが楽になるようにTwitterや noteで情報発信しておりますので是非よろしくお願いいたします。

今回は子どものイライラした時や泣いた時の対応方法について書いていきたいと思います。

大人もそうですが子どもは様々な経験から多くのことを吸収して成長しています。

大人は今までの経験からついつい我が子に口を出したくなるものです。それは今までに多くのことを経験しこうしたらうまくいく、こうしたら失敗するという予測が立つからだと思います。そして助言したり口を挟んでしまうのは我が子には失敗させたくないという愛の表れだと思います。

ですが子どもたちはそんな親の意見に聞く耳を持たずに、アドバイスを無視した結果上手くいかなかったりすることが多々ありますね。
その経験を活かして次は成功してほしいとも思いますが、覚えていなかったり覚えていても上手くできなかったりもどかしさを覚えることもあります。

今日はそんなお父さんお母さんたちに向けた子どもへのフィードバック方法をお伝えしていきたいと思います。

前述したように子どもたちは大人と違い多くのことが初体験となります。
実際にやってみてうまくできたら嬉しいですが人生そんなに甘くありません。
思うようにいかないと悔しかったり恥ずかしかったりどうしていいか分からずパニックだったりしてイライラしてしまったりなんと言っていいかもわからず泣いてしまいます。

ただ失敗自体はまったく悪いことでも恥ずかしいことでもないですしそこから学ぶことがたくさんあると思います。

そんな時はまずは共感の姿勢で、その子が今どういう気持ちなのか注意深く観察して気持ちに寄り添ってあげてほしいと思います。

感情が昂ってしまっている時は脳の特性上理論的に物事を考えられなくなってしまっているのでアドバイスをされても正直頭の中には入っていきません。
言いたくなる気持ちをぐっと堪えて
まずは「頑張ったのに悔しかったね」
などと共感して落ち着くのを待ってあげてください。

少し気持ちが落ち着いてきた時に
フィードバックの時間をつくると落ち着いて聞くことができお互い余計な消耗をしないですみます。
その際に注意してほしいことは一方的に
「こうしたらよかった」というアドバイスよりは「何が(どこが)いけなかったのかな」と
外から見て明らかに答えがわかっていたとしても子どもに考えさせる時間を作ってあげてほしいと思います。

すぐに答えられるお子さんもいればすごく考えて黙ってしまうお子さんもいると思います。
黙って考えてしまう時間はとても重要で自らフィードバックしているので穏やかに待ってあげてほしいと思います。

それでもなかなか考えがまとまりきらないようだったら「あれはどう思った?」など少し具体的に質問をしてあげて考えやすく答えやすくしてあげてほしいと思います。

そうして出てきた答えは否定せずにまずは一度受け入れてあげましょう。
その上で必ず「そう思ったんだね。そうだね。そうしたら次はこうならないためにどうしようか?」と対策まで聞いて考えさせてあげると良いかと思います。

何がいけなかったところまではわかっても次は失敗しないためにどうしたらいいかというところまで考えることは社会で生き抜いていくためには非常に大切な力になります。

話は少しそれますが僕自身はマネジメント業務も行っていてよくスタッフから伝えられるのは「ほうれんほう」つまり報告・連絡・相談です。

そんなの社会人で当たり前じゃんと思う方もいるかと思いますが正直ほうれんそうもできない方もいるのでできるだけでも素晴らしい方だと思います。

ただ自分自身の成長に繋げるためには僕はこの報告には必ず次はどうするかというところも含めて報告してほしいと考えています。ただの報告だけだとその報告者自身は指示待ちの人になってしまうからです。
上司に聞けば答えを教えてくれるでは成長に繋がらないと思います。

なので小さい頃からどんな些細なことでも自分自身の失敗を無駄にはせず次の成功に繋がるにはどうすればよかったのかという考え方を少しずつ学んでほしいと思います。

対策を自分で考えられた子には「そうしたら次は今のやり方でやってみようか、応援しているね!」と声をかけてあげてください。
子どもたちは親が見守ってくれている、自分を応援してくれているという安心感があるとチャレンジしていけるからです。
そしてそれは大人になっても残っています。
小さい頃の親からもらった安心感や応援は大人になっても覚えていて自分には応援してくれている人がいるから大丈夫と強い自信や自己肯定感に繋がっているのです。

失敗をさせたくないという気持ちは僕も娘がいる立場なのでよくわかります。
ですがいざ親から離れて社会という大海原に出た時に折れない心、折れない帆を自分の中に掲げられるように成長してほしいと思いませんか?
そのためには失敗を経験して、考えて、行動していくサイクルを身につけるしかないのです。親から離れても子ども自身がそういう考え方に自然となるように長い年月をかけて育てていかなければいけません。

この前も言ったのに
この前と同じことを繰り返してると
たくさん思うこともあるでしょう。
子ども自身は忘れてしまうこともありますし頭ではわかっていてもすぐその通りに喋れたり動けたりするわけではありません。
この前はできてもまたできなくなることもあります。

それでも失敗に立ち向かいたくさん失敗して考えて少しずつ成長してもらえたら嬉しくおもいます。

また癇癪や思うようにいかずイライラしてる場合について最後に補足したいと思います。

まだ小さい子の場合、思うようにいかなかったり自分の気持ちをうまく表すことができずに癇癪になったりイライラしてしまうことも多いです。大人よりも経験値が少ないだけではなく、語彙力(ボキャブラリー)が少ないことも原因の一つです。

その場合いくら本人に考えさせても
今ある言葉の中でしか表現できなかったり振り返れず実際にどうすれば良いのか全くわからない状況になっています。

なのでそういう時は必ず大人がモデルになってほしいと思います。
「さっきの場面は嫌だったね。そういう時は○○されたのが嫌だからやめてほしいって伝えてごらん」とか「今日は体育の授業がマラソンですごい疲れてるから帰ってすぐ宿題はできないから休ませてほしいってお母さんに言ってごらん」とか
その場でこう言えたら相手も理由がわかるよと教えてあげてほしいと思います。

そうすると子どももこうやって言えばわかってくれるんだと納得してくれます。
そして実際に次同じようなことがあったら今の方法試してごらん、応援しているよと伝えてあげると頑張って試そうとしてくれます。

そして実際にチャレンジできたことや伝えられたことをしっかり見守って褒めてあげると自信に繋がっていきます。是非お子様の挑戦を近くで見守って頂けたら嬉しいです!

今回の記事も最後までお読みいただきありがとうございます。
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